人工股関節・灯里☆の日記

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どこから来たの?我が家の享保雛


                              平成22年6月19日
小千谷文化200号発刊おめでとうございます。私は主人が昭和51年に会員になってから愛読しています。小千谷生まれではありませんがこの小千谷文化から小千谷の事、昔の行事などいろいろ知りました。また数回歴史探訪の旅にも連れて行ってもらいあまり好きでなかった神社仏閣、国宝の絵なども興味を持つことが出来ました。
今年の3月、浮世絵保存会の横山表具店からさつき工房に「江戸時代のお雛様や絵紙を飾ってくれたら保存会でも芽咲庵をPRし喫茶の利用を勧めるから」と話がありました。
工房の男性職員の方から我が家まで来て頂き天袋からお雛道具を運び出してもらい、終った後も天袋に入れてもらいました。
ひいな祭りは7日から14日まででしたが芽咲庵では1日から14日まで飾りました。我が家が芽咲庵に近いこと、私が芽咲庵にボランティアに行っているので、絵紙、お雛様、おもちゃ、明治時代の本の説明を私が引き受けました。〔我が家の全部持参〕お雛様についてはお雛様の本の作者《藤田氏》を表久さんが数年前に我が家にお連れして鑑定してもらいました。保存状態がよく享保雛であることを知りました。また絵紙についても全部調べてもらいましたがその中で紺一色のベロ藍の絵紙は貴重なことを知りました。お雛様のご縁で数年ぶりに知人や大勢の懐かしい方々にも会うことが出来、新鮮な毎日でした。江戸時代、明治時代のお雛様を眺めながら食事をされ、お雛様にまつわる思い出話を楽しそうにしていた方もいました。明治、大正の物は懐かしいと言って2,3度足を運んでくれた方もいました。小千谷文化199号に広井さんが載せておられたような話しを年配の方からはたくさん聞かせていただきました。我が家のお雛様は平成8年に義父が亡くなってから翌年に初めて天袋に保存してあることを知りました。几帳面な義父のお陰でお雛様も絵紙も色々なおもちゃもきちんと整理されておりました。今までは友人に見てもらうだけでしたが皆さんに喜んで頂き私も癒され、嬉しさを充分味わった今年のひいな祭りでした。

知人が感想一言に俳句をよんでくれました。

雛めぐり、瓜実顔の、笑みに合う(i)
雛の座に、招かれ久しき、人に合う(S)










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