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子育て講座「にこにこママ」（メモ）

（あくまでも講座を聞いてのメモなので、内容がよく分からない場合はご容赦ください･･･）

～「にこにこママ」の主旨～
「どんなにかわいい我が子であっても、かんしゃくを起こしてだだをこねたり、言う事を聞かなかったりすると、お母さんもイライラしたり、不安になったりして、ストレスがたまります。
このように子どもの困った行動に上手に対応できるようになると、お母さんも自信がつき、気持ちも落ち着きます。
そのためにこの会では、子どもの困った行動を減らし、お母さんが元気でいられるように、子どもへの対処の仕方を勉強したいと思います。」
とのことです･･･。

＜目標＞
◎　ほめ上手なお母さん
◎　受け止め上手なお母さん
◎　観察上手なお母さん
◎　工夫上手なお母さん

2月16日（水）
第1回　「1歳半から3歳頃の姿」

（実際に出席していないため、テキストから心に留まったことをピックアップしました）

＜発育＞
○　体格には個人差があります
○　大まかに発育曲線の中に入っていれば大丈夫

＜睡眠＞
○　早寝・早起きすべきです
○　睡眠時間・お昼寝の時間＝個人差があるので、一概にこうとは言えません。機嫌よく目覚められれば足りています
○　睡眠は、その質と量の両方が大切です

＜子どもの発達の姿＞
行動の3原則
↑
○　子どもは必要なことしかしない
○　子どもの行動には意味がある
○　卒業のためには十分にさせる

＜発達は･･･＞
○　順番がある
○　個人差が大きい
○　バランス良く、全てが一緒には発達しない
○　喜んでしていることが、今、発達に必要なこと
○　時期がある
○　早すぎてもだめ。時期を待つことが大切

2月23日（水）
第2回　「行動療法」について　　　講師･心理相談員　

テーマ「子どもの困った行動にどのように対応するか」
（以下、講義を聞いてのメモ）

ほとんどの親は、子どもに高望みをしすぎである。（←気づいていない）
そして、その高望みがストレスや困ってしまう原因になっている･･･ということに気づいている親は案外少ない。
（高望みとは？→1度チャレンジして、箸にも棒にもかからないことを押し付けること、またはやり方がその子に合っていないこと）

◎「困った行動」にストレスを感じている場合、まずは、自分が「高望み」をしていないかどうかをよく見直すことが重要！

では、獲得させたいことを達成するためには？
↓
○できる時期を見極める（例えば、1歳半でスプーンやフォークを使ってひとりで食べること、2歳でひとりでトイレに行ってできるように･･･などは、時期尚早すぎ！）

○子どもはいくつも同時に･･･は獲得できないので、子どもに獲得させたいことをはっきりとさせ、1度にひとつのことだけを望む（例えば、ごはんを食べるときに、ちゃんと座って、たくさん食べてほしい･･･など、一度にたくさんのことは要求しない！）

○子どもが目的を達成できるような環境づくりをする（例えば「ちゃんとおかたづけしなさい！」と言っているママが、自分自身で常に家をキレイに保っていない。また、おもちゃをかたづけやすい工夫もしていないなど）

○諦めてしまうことも大事（例えば「どうしてもおしゃぶりを止めさせたい！」と思っているママはそれをストレスに感じ、「まだやめなくってもいいじゃない」と思っているママには全くストレスにはならない）

○子どもが大丈夫になるまで、一歩、一歩いっしょにステップを踏む。また根気強く待つこと（例えばおたかづけ。99％を親がやり、最後の1％が子どもであっても褒める･･･そこから一歩、一歩、根気強くはじめる）

○一度決めたことは、泣いても騒いでも、絶対に折れない断固とした態度を取る（例えば、虫歯をつくりたくない場合。どんなに泣いても嫌がっても、毎日、押さえつけてでもきちんと磨く･･･など）

＜まとめ＞

◎　子どもの困った行動を引き起こしているのは、たいていは親の方です！

まずは、子どもの行動をよく観察しましょう。（→行動観察）
○　どんなときに
○　どのようなことを
○　どのようにしたら
○　どうなったか
の行動を観察して分析しましょう。（←これをメモするだけで、自分達のパターンにハッと気づくはずです）
そして、どうしたらその「困った行動」を変えられるかを考えてみましょう。
案外、環境、自分の対応、態度を変えるだけでよかったりするはずです。（←「おかしを食べて困る！」場合、おかしを買わないなどの措置）

育児はシンプルに！余計なことはそぎ落としましょう！
○　一度にひとつのことを覚えさせよう！いくつも同時に･･･もしくは、その時々で親のスタンスが違っては、子どもは混乱して、結果として、親の望む行動を獲得できない！
○　出来たらほめる、出来ないときは手助けする

＜参考文献＞
詩「子は親の鏡」（「子どもが育つ魔法の言葉」より）
＊講師の先生が「是非読んでほしい詩があります。皇太子さまが朗読していた詩なのですが」と言っていたのですが、この詩ではないでしょうか･･･？
私は、この詩には、育児の真髄がうかがえる･･･と思っているのですが。
↓
と思ったら、同じ作者の違う詩だったことが判明！

『こども』

批判ばかりされた　子どもは
　非難することを　おぼえる
殴られて大きくなった　子どもは
　力にたよることを　おぼえる
笑いものにされた　子どもは
　ものを言わずにいることを　おぼえる
皮肉にさらされた　子どもは
　鈍い良心の　もちぬしとなる
しかし、激励をうけた　子どもは
　自信をおぼえる
寛容にであった　子どもは
　忍耐を　おぼえる
賞賛をうけた　子どもは
　評価することを　おぼえる
フェアプレーを経験した　子どもは
　公正を　おぼえる
友情を知る　子どもは
　親切を　おぼえる
安心を経験した　子どもは
　信頼を　おぼえる
可愛がられ　抱きしめられた　子どもは
世界中の愛情を　感じとることを　おぼえる

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