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2009.01.15
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カテゴリ: 家族

前回の記事で、今年のわが家の決まりは

「家事はみんなで」

さて、それは守られているか?

実は・・・ しっかり守られています大笑い

でも最初からそうだった訳ではありません。

年明け、この決まりが出来てからも、

家族は何ら変わりない生活を続けていました。

「家事はみんなで」という決まりを、

みんなで決めたのに、

結局はほとんど全ての家事を私がやっていたのでした。

プーがしてくれたことは、自分の仕事が休みの時に、

私が干して出かけた洗濯物を取り込み、畳んでおく事、

私が洗っておいた食器を食器棚にしまう事、

雨戸を閉めることくらいでした。

もちろん、数か月前まで、右の物を左に移す事すらもしなかった夫が、

そうやって、少しでも手伝ってくれていることは、

本当に有難く、嬉しいことでした。

私が100パーセント、すべての家事をこなしていたのは、

つい最近までのことです。

それまで私は、何の疑問も感じず、

家事と、子どもや旦那さんの世話をするのは、

自分の義務だと考え、そのすべてを引き受けていました。

いや、本当は疑問を感じていました。

何で私だけ? 何で私だけこんなに頑張らなくてはいけないの?

この思いは、常に私の中にありました。

でもその度に私は、自分の気持ちを整理して、

なぜ私がすべきかという理屈をこねては、

自分に言い聞かせて、頑張ってきました。

夕食を終えると、

プーと子ども達はお皿を流しに運び、

3人でひっくり返ってテレビを観て、大声で笑っていました。

一人キッチンに取り残された私は、

残り物にラップをかけて片付け、

山のようなお皿や、汚れたガステーブルに向き合うのです。

今まで何度、自分がみじめで、

不当に扱われているような気分になったか・・・

でも、他にやる人はいません。手伝ってくれる人もいません。

ちょっと前までは、自分のお皿を流しに運ぶことすらしなかった家族です。

誰も、「休んでいて。たまには私が(俺が)やるよ」

と願い出る気はさらさらないようです。

だから私は、疲れた体にムチ打って、一人でやるしかないのです。

多くの母親は知っています。

家族に家事を手伝ってもらうのは、

一人で片付けるよりもっと大変なことだと。

家族を説得する努力はむなしいもので、

わざわざ波風を立てるより、自分がやってしまう方が、

はるかに家庭はスムーズにいくということを・・・

でもこうした自己犠牲の気持ちが、実際には、家族の毒となるのです。

(このことについては、後日詳しく書きたいと思います)

私は、年明けから10日経った時、家族に大きな宣言をしました。

ついに家族に反旗を翻したのです。

お知らせ

明日より、私、メロディは、

皆さんのお手伝いさんから、卒業させて頂きます。

これ以上、私一人が皆さんの犠牲になることは、

肉体的、精神的に不可能です。

ですのでこれからは、私も皆さんと同じように、

自分のことだけして、生活したいと思います。

今後は、それぞれ、自分の食事やお弁当の支度をして、

自分の使った食器や調理器具などの洗い物をし、

自分の着たものや使ったものの洗濯をして、

自分のゴミを集積所に出し、 自分の部屋の掃除をし、

それぞれがそれぞれで、自分のことを責任を持ってして下さい。

みんなで使用している共有部分、

例えば、お風呂、洗面所、トイレ、ダイニング、リビング、階段、廊下、

玄関、家周り等については、当番表を作成し、

それぞれ責任を持って、やっていくことにしましょう。

当然、私も自分の分の食事を作り、自分の食器を洗い、

自分の洗濯ものを洗い、自分のゴミを出し、自分の部屋の掃除をし、

当番の掃除等をします。

それでは皆さん、頑張って。

お互いに、自分のことは自分でやって、

それぞれの仕事や学校生活を楽しみましょう(^0^)!

さぁ参った!

晴々とした気持ちの私とは裏腹に、他の家族は戸惑いました。

そりゃそうですよね。

あまり家事に参加しないのは悪いなという感覚くらいはあったものの、

家で好きな時に好きなことが出来るという贅沢を

誰も手放したくなどありませんもの。

妻(お母さん)さえ頑張ってくれれば、

掃除機をかける代わりに、新聞やマンガを読んでいられるし、

洗濯ものを干す代わりに、テレビを観ていられるのですから。

プーは言いました。

「家庭崩壊だ!」

ローラは言いました。

「それはお母さんの仕事でしょ!」

以前の私でしたら、家族のこんな反応をうけて、

妻として、母親として、これでいいのか?という、

罪悪感に苛まれ、諦めていたはずです。

でも今回の私は違いました。

この選択は、必ず、家族全員を幸せに導くという、

確固たる自信があったのです。

私が楽になりたいというよりも、

むしろ、これが家族のためになると信じました。

その気迫に押されてか、

私があまりにもニコニコと当たり前にそう宣言したせいか、

結局、家族は自分から、「やってみるか!」という結論を出しました。

でもやはり、食事がバラバラというのは良くないということになり、

食事の支度や片づけについても、他の共有部分の家事と同じように、

当番制にするということで、話は決まりました。

プー

(計11)

・1階掃除

・玄関・雨戸

・夕食洗い物

・ゴミ捨て

・夕食洗い物

・朝食作り

・ゴミ捨て

・1階掃除

・玄関・雨戸

・夕食洗い物

・夕食洗い物

メロディ

(計17)

・朝食洗い物

・朝食洗い物

・朝食洗い物

・1階掃除

・夕食作り

・朝食洗い物

・夕食作り

・お風呂

・朝食作り

・朝食洗い物

・1階掃除

・ゴミ捨て

・夕食作り

・お風呂

・夕食作り

・玄関・雨戸

・お風呂

ローラ

(計12)

・朝食作り

・玄関・雨戸

・お風呂

・お風呂

・朝食作り

・玄関・雨戸

・朝食作り

・1階掃除

・夕食洗い物

・1階掃除

・夕食作り

・夕食洗い物

ドロシー

(計13)

・1階掃除

・ゴミ捨て

・夕食作り

・夕食洗い物

・朝食作り

・ゴミ捨て

・夕食作り

・玄関・雨戸

・お風呂

・お風呂

・玄関・雨戸

・朝食作り

・朝食洗い物

自分の着た物の洗濯は自分で。自分の部屋の掃除・ゴミ捨ても各自でする。

•  お弁当は自分で詰める。

•  食器は各自で下げる。

洗濯は、こんな風にして、各自でやっています。

 ↓

洗濯.jpg

こうやって、家事を分担するようになってから、まだ数日ですが、

家族の絆は深まっているように思います。

ローラが先日寝る前に、こんなことを言っていました。

「お母さん、ローラね、 家事をやるようになってから、

 色々なことがうまく回り始めた。どうして?

 初めはうまくいかないと思ってた。

 学校行って、家事もやるなんてうまくいかないと思ってた。

 でも違った。

 家事をやるようになってから、こんなにうまくいく、ねぇどうして?

 お母さん、その方程式、本当は知っているんでしょ?」

「うふふぽっ

続きはまた書きますウィンク






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Last updated  2009.01.17 16:49:19 コメント(13) | コメントを書く
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