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奈良の事件は衝撃的でした。。。
友達の子供が同じ学校の同じ学年にいます・・・
中学受験。
ずっと・・・
私には奇異な世界にうつっていました。
(どの学校もというわけではなく・・・
うちのように中学受験をしたことのない
家の人にとやかく言われたくないとご気分を害された方は
スルーしてくださいね。)
学生時代の友達やご近所の方々の子供さんの過半数が
中学受験をされています。
小学校時代の一番遊びたい盛りにびっくりするくらい時間に追われ
ほんの僅かな時間に追い立てられるようにゲームに興じ・・・
うちの家に泊まりに来る日でさえ大量の宿題を持参して。。。
「おばちゃんこの問題教えて~」と言われたときに
問題の難しさ(というよりテクニックの必要さ?!)に
びっくりして声もでなかったことを思い出します。
(正直すぐには解けない問題もたくさんありました。)
なんでこんな問題をこんなに小さいころから
解く必要があるんだろう???
と頭の中が?マークでいっぱいになりました。
我が子にはこんなことはとてもじゃないけどさせたくない。
(というかさせられない。)
と強くかんじていたにもかかわらず、
私は一度だけミス(という言葉が適切かどうかわかりませんが)
をおかしてしまいました。
心の中で
中学受験をする(大半の子はさせられているように映った)
子の親(友達)に、いらんお説教をしようとしてしまう位だった私なのに
真ん中の娘が友達に褒められ、先生に薦められ
ついつい嬉しくなってしまった私は
まったくなんの勉強もしていなかったにもかかわらず
「国立の中学を受験してみる?」
と聞き何と無謀にも
「うん!」と頷く娘を受験させてしまったのでした・・・
あんなに心の中で批判してたのに・・・
何てこと!!!
すぐに
やっぱりやめとこうね!
って気持ちになりましたけど・・・
何だか変に中途半端で終わってしまい
妙な挫折感を味わわせてしまい
娘は混乱していたようでした。
頑張ることは悪いことじゃない。
でも頑張る方向性が間違っているんではないかと
思ってしまうのです。
勉強、勉強で人の気持ちを思い遣る余裕のなくなったお医者様が
どんな診察や治療をしてくださるのでしょう。。。
医学部に入るのに膨大な机上の勉強とお金が要る・・・
そんな状況で何人の人格者がお医者様になってくださるのでしょう。。。
中学受験そのものを、内容も良く知らずに批判する気はありません。
でも・・・
何かが違ってる。。。
奈良の少年はスポーツも出来、
友達もいて
楽しく明るい子だったそうです。。。
心の闇に気付いてあげられる人はいなかったんでしょうか?
日本の学校教育そのものに
恐ろしさを感じているのは
私だけでしょうか・・・?