日台国際結婚  in横浜  withワンちゃん

日台国際結婚 in横浜 withワンちゃん

「台湾の建築」 第11号 




 ラグジュアリーにいこうぜ! 優雅に! ぼちぼちやろうぜ!!

 101(イーリンイー)世界一のビル営業開始 !

  2004年12月に世界一高いビル「101」が営業開始されました。周囲にくらべて、異様なほどを高さを誇るモンスタービルディング!
高さ508m、敷地面積30,277m2、延床面積379,033m2、オフィス面積 198,347m2、ショッピングモール面積 77,033m2、
と何から何まで桁外れの大きさを誇っています。

各階構成は次のようになっています。
○オフィスビル
  【B5~B2】    駐車場
  【B1~4F】    ショッピングモール 
  【5F】       健康クラブ、展覧館、多目的ホール、会議室、 ATM等
  【6F~84F】   オフィス
  【85F】      商務クラブ
  【86,87F】   展望レストラン
  【89F、91F】  展望台
○ ショッピングモール
  【B1】 Grand market
  【1F】 Avenue 101
  【2F】 Designer Walk
  【3F】 Galleries Couture
  【4F】 City Spuare

2003年11月 台湾へ行ったときの様子です。
次回行ったときには、展望台からの風景を撮ろうと考えています。



日本一の高層タワー「ランドマークタワー」は地上70階、高さ296m、延床面積392,885m2だと考えると、ずば抜けた「101」の高さが分かるかと思います。



  建築に関する感想

 台北のまちを今まで見てきて、漠然とした感想をいうと、台湾のホテルや最近できているカフェや喫茶店などを見てみると、ゆったりとした空間でつくっている気がします。効率よりも、ユーザーにとって使いやすいものを、気持ちの和らげるものを提供している感がします。日本は、スペースを容易にコストダウンの矛先にしてしまうが、それは居住環境という意味では、著しく建築の空間を貧相なものにしている感があります。確かに広く感じられる狭小住宅というテーマもあるが、やはり、空間はゆったり取る方が、身体的にも精神的にもよいことはまちがいありません。小さな空間にも豊かさを感じてしまう日本人の「茶室文化」の精神が裏目に出ているところかもしれません。

 住宅は、リビングアクセスが一般的で、日本の建築とは、ま逆です。プライベートな空間が奥に置きがちな日本の建築ですが、台湾では扉を開けたらリビングルームが一般的です。
太陽の陽射しのきつい台湾では、リビングに陽射しは必要ないからという意見もありますが、私はそんなに単純な話ではないような気がします。セキュリティや家族のあり方やそのような要素も含んでいるのではないかと思います。(事実、実際、ミニの実家周辺も泥棒が入ったとか、そのような話をよく聞きますし、またセキュリティを考えて、共用の空間も閉じたものが多いように思われます。)台湾の住宅を見ていると、日本の住宅の「南面信仰」が如何に強いものかと実感させられます。

 マンションは、内装、間仕切りは自由に自分でアレンジできる、いわば、スケルトンインフィル的なしつらえになっています。共用分と各世帯の資産区分や、どこまで変える事ができるのかを実態調査してくらいです。このへんの感覚は、だいぶ日本人と違っているところだと思います。(2005.3.3)

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