PR
Calendar
Category
Comments
Freepage List
雨里2006さん 続いて沖縄3日目、カフェで昼食後に出かけたのは・・・
場所としてはカフェからすぐ近く。
R331から知念郵便局を曲がって少し行ったところにあります。
久々の、 沖縄世界遺産
です~
斎場御嶽
せーふぁーうたき
と読みます。
絶対、読めないよね こちら
にも詳しい情報があります。
駐車場の近くに、
←石碑
2007年に出来たという、この地の歴史を紹介するパネル展示とか
休憩スペースのある、
緑の館・セーファ
という建物があって、そこでパンフなどももらえます。
大人¥200
小人¥100
です。
さて、この斎場御嶽、
実はあまり聞いたことがなく、また見たところ鬱蒼とした木々の間に
道らしき石畳があるだけで城の跡とか建物らしき形が見当たらず、
なんなのだろうか??と思いながら行ってみたんですが、、、、
御嶽
とは、 西南諸島に広く分布している「聖地」の総称で、
その中でもここ、斎場御嶽は琉球開びゃく伝説にもあらわれる、
琉球王国最高の聖地
、なんだそうです。
沖縄戦の着弾跡に出来た池、
というのも途中にあります。
このエリアには
ウローカー、ウジョウグチ、ウフグーイ、サングーイ、ユインチ
といった イビ(神域)
があり、これは首里城内にある建物や部屋と
同じ名前を持つらしく、両者間のつながるの深さもわかります。
国の最高神女・聞得大君(きこえおおきみ)の就任儀礼が行われた地、
でもあるそうです。
まずは、 御門口=ウジョウグチ
看板があり、横に切り出した石。
これは、6箇所の拝所をあらわしていて、触れる事をご遠慮ください、
と書かれていますので、注意しましょう。
さらに進んでいくと、突き当りが左右に別れ、
まず左手にあるのが、 大庫理=ウフグーイ
人と大きさを比較できます?
ここは、大広間とか一番座、という意味があって祈りの場がある場所。
そのまま、道なりに奥まで進むと、
今度は 寄満=ユンイチ
ウフグーイの岩を回り込んだ反対側にあって、首里城では
国王のために食事を作る厨房をさすそうで、
世界中と交易をしていた琉球だったことから、
豊穣の寄り満つる所が語源では、といわれる場所。
横から見ると、こんな感じ。
戻って、先程とは逆、右にいくと
大きな岩が見えてきます。
これが 三庫理=サングーイ
2本の鍾乳石と三角形の空間の突き当りがそれぞれ拝所になっています。
ものすごく大きくて、特に何も施されていないのに圧倒的です。
こういう自然の造詣が、神秘的な場所として人間を魅了したんでしょうか。
下から見上げても、隙間が無くて、、、
どうやって出来たんだろう、って思っちゃいますね~、
断層のずれ、という話ですが・・・・・
他に、ちょっとはなれた場所に ウローカー
という、
この御嶽に入る前に禊をする泉もあるようです(行ってない)
それから、ところどころにこういった切り出した石、みたいのが
無造作に置かれているんだけど、これは チョウノハナ
と書かれています。
香炉らしく、前出の聞得大君と関係があるといわれているらしく、
触れることはご遠慮ください、と
注意書き。気をつけましょう~
シキヨダユルアマガヌビー(奥)
アマダユルアシカヌビー(手前)
と書かれているこれはそれぞれ壺で、中に神聖な水が入っているとのこと。
なんていうか、すごく不思議で厳かな気分になる場所でした。
ここでいろんな大切な儀式を行っていたんですね・・・
サングーイの奥の木立の間から海が見えて、
思った以上に印象深い場所でした。