受かる勉強法
よく『日商簿記3級はちょっと勉強すれば誰でも受かる』
なんていう方もいらっしゃいますが、実際には3回目で合格が平均です。
でも、中には3回以上受けても受からないという方もいらっしゃいます。
数回チャレンジしている方から、よくご相談を頂くのは『勉強法がわからない。』なんです。
テキストと問題集と過去問題集。
テキストも熟読したし、問題集も3回以上やったのに。
うーん?なぜだろう????
まず、テキストと問題集の活用方法ですが
『テキストを熟読してそのあと問題集で。』
これはあまりお勧めしませんね。
テキストをやっていくうちに最初の方を忘れてしまったり
どんな論点なのか把握しづらいです。
論点をひとつづつ理解して、できるところには時間を割かない!
これが合格の近道です。
テキストで頭に入れたことをすぐに問題を解くことで
『理解していたつもり』がなくなります。
独学の方はとくに自分なりに内容を理解しますよね?
でも実際に問題を解くとえっ?なんで?ってことがあるんですね。
その時にもう一度テキストを読むと正しく理解ができるのです。
もう一つ重要な事は
どう間違えたのかを残しておく!
答え合わせをした時に解答に間違えた答えを書きこんでおくのです。
それと、付箋などを間違えた問題のページに貼っておきます。
私も最初に問題集を終えた時はたくさんの付箋が貼られていました。
とりあえず一通り終えたら、間違えた問題を解きなおしていきます。
すると、1回目と全く同じ間違いをする問題が出てくると思います。
これがあなたの弱点という事になりますね。
弱点にはすこし時間を割いてあげましょう。
繰返し、付箋がなくなるまで解いてみてください。
その時に注意していただきたいのは間違えたところの付箋は残して
最後までやって、もう一度解いたときに正解したら付箋を外してください。
試験前には予想問題集や過去問題集を使った勉強法に変えていきます。
それは『受かる勉強法2』でご紹介します。
一発合格できない方の勉強方法としてご紹介したやり方でも
合格した方はたくさんいらっしゃると思います。
私が他サイトでご相談を受けた一例ですので、苦情はやめてくださいね(#^.^#)