らぶりぃ釜山

地球村教会

ソウル市九老区から京畿道龍仁市水枝区竹田洞に引っ越してきた。
３人目の妊娠を機に、
子供たちにとっていい環境、母親が子供たちを育てやすい環境を探し続けて
長男の小学校入学直前にやっと決まった引っ越し。

ただ問題は教会だった。
できれば教会は変えたくなかったんだけど
新光教会に通える範囲のところには私たちの条件に合う物件がなくて。
でも夫は
新光教会の牧師先生に「引っ越したから教会も変えます」という一言が言えず、
引っ越しすることを報告した時に「これからも通い続けます」と言ってしまった。

引っ越し先から新光教会までは車でどう頑張っても１時間以上、
１時間２０分はかかる。
「教会が無事新しい場所に移転するまでは通おう」
と夫は言うけれど、現実的に毎週通うのは
妊娠中の私にとっても子供たちにとっても大変なこと。
夫自身もちょっと疲れたりしている時なんかには
１時間以上も運転するのがしんどいから、と休んでしまいがち。

新光教会では一応これからも通う、という形で知られていたんだけど、
牧師先生のサモニムにも「教会は近い方がいい」と、
引っ越し先の近所にある教会をいくつか回ってみるように言われた。

ただ、教会探しには勇気が必要で、なかなか実行に移せなかった。
２人の子連れでそっと礼拝を捧げる、というのは不可能な話で、
当然初めてっていうのがすぐ知られてしまい
登録してください攻撃を受けることは目に見えている。
それが恐くてなかなかできなかったんだけど・・・

４月半ばにたまたま夫が家にいる日曜日があり、
子供たちを見ててくれるということで
近所で一番大きな『新エデン教会』に私１人で足を運んでみた。

新光教会に比べるととてつもなく大きな教会で
後ろの方に座っていれば誰にも声かけられることなく出られるな、
と思いながら礼拝を捧げたんだけど
残念ながら牧師先生の話や話し方、その他雰囲気なんかも全て
私とは合わない感じがして
そのまま静かに帰ろう、と思ったら・・・
最後の最後に
「妊娠中で大変でしょう。何ヶ月目ですか？どこの区域？」
と声をかけてきた人につかまり、
半強制的に登録カードを書かされてしまった。Ｔ　Ｔ

その後新エデン教会から連絡が来たり
予告もなしに家まで訪問されたりってことがあって
ますますその教会に嫌悪感を感じ、
今後の教会探しをどうしようか・・・と悩んでいたところ、
ブンダンの地球村教会の水曜礼拝に参加するチャンスがあった。

新エデン教会に行くちょっと前に
下の階の人が家にやってきてお茶を飲みながら話す機会があったんだけど
その人が、自分の通っている地球村教会に誘ってくれたのだ。

今思うと、
神様は私に合った教会をちゃんと準備してくれてたんだなあと実感する。
その地球村教会の水曜礼拝に行った私は
すっかり地球村教会の魅力にはまってしまったのだ。

距離はちょっとあるけれど
我が家からマウルバス１本で行けるし、地下鉄でも２駅。
とても大きい教会で、
今まで通っていた長老会ではなく浸礼教という派ではあるけれど
牧師先生の説教もとても好感が持てたし
何よりも、賛美を聞いて自然と涙が流れ出てきたというのが
私に合っているというのを物語っていると思う。
日本語礼拝部があるというのも気に入った。

大きい教会ではあるけれど
小さいグループの集まりも充実しているし、
教育システムもちゃんとしている。
教育をまともに受けられなかった私にとってはピッタリの教会だ。
夫にもそういう話をして
とりあえずは教会に一緒に行ってみようと勧誘。

そして４月２９日の復活節の日、
下の階のオンニ夫婦の案内を受けて正式に登録をした。
その日、夫は初めて礼拝に参加し、その後登録の手続きをしたんだけど
どうやら牧師先生の説教がとても気に入ったみたいで
登録手続きも積極的にしてくれたので私も一安心。

５月１５日からは『新生命教育』（４週）を２人一緒に受けている。
子供たちもそれぞれクラスが決まり
私たちは子供たちをそこに預けて安心して教育が受けられる。
本当はその後の礼拝まで参加したいのだけれど
子供たちへの負担を考えて、
教育が終わるまでは礼拝参加まで望まないことにした。
無理矢理礼拝まで残ろうと言うと、
夫が機嫌を損ねそうな雰囲気もあり、
まずは教育だけでも頑張って参加しようとしてくれる夫に感謝しよう、と。

その代わり
私はなるべく水曜礼拝に参加するようにしている。
階下のオンニがいつも誘ってくれて、オンニの車で一緒に通っている。
本当に有り難いことだ。
こんな風にオンニに引き合わせてくれた神様に感謝せずにはいられない。

正式登録をする前の週から
オンニの所属する区域礼拝（牧場モイム）にも参加している。
いい人たちばかりで、しかもみんな信仰が深くてとてもいい集まりだと思う。

新光教会からは
４月１９日にわざわざ我が家までシンバンに来てくれた。
サモニムに
私に合った教会を見つけたという旨をメールで知らせてあったんだけど
そのことをとても喜んでくれた。
ずっと通えないのはとても心が痛むけれど
建築献金はこれからもしていこうか、と夫と話している。
そしてこれからも時々顔を出していけたらなあと思う。

２０１１/５/２２

ジャンル別一覧