浦島にきーたin Italy

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ねこ級@ 2014年 あけまして おめでおとうございます かなり前にイタリアの綺麗な景色をこの ブ…
カーサン4452 @ 。゚+.謹賀新年゚+.゚(○゚∀゚)(○。_。)ペコッ お元気ですか~? 今年もよろしくお願いい…
lovetoknit @ Re[1]:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) 逃亡者38号さん♪ おにーさま、病の床か…
逃亡者38号 @ Re:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) 少々 情報を。 フィリピン人は その知…
lovetoknit @ Re[1]:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) satomama8799さん♪ おっしゃるとおりです…
satomama8799 @ Re:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) 後進国ゆえの、無知・無教養・思想・思考…
lovetoknit @ Re[1]:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) カーサン4452さん♪ なんだかね、次元を超…
カーサン4452 @ Re:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) もう、こうやって外国人をサポートしよう…
lovetoknit @ Re[1]:真夜中の嵐(05/12) satomama8799さん♪ 登山は楽しかったです…

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Dec 9, 2012
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テーマ: 海外生活(7808)
カテゴリ: ヨーロッパにて








        緊縮策のギリシャで「移民危機」、社会不満のはけ口に







エジプトからギリシャに渡ってきた移民のワリード・タレブさん(29)は、

未払いだった賃金を請求したばかりに高い代償を支払うことになった。

働いていた店の経営者から18時間にわたって暴行を受け、拘置所に入れられた上、

ギリシャからの強制退去を言い渡されたのだった。


正式な書類を持たない移民が、闇労働市場に数十万人いると言われているギリシャ。

同国南東部サラミナ島のパン屋で働いていたタレブさんが店の主人の怒りを買ったことは、

ギリシャ経済危機をめぐる犠牲者の中で移民が最も弱い立場に置かれていることを示す




タレブさんによれば、パン屋の経営者ら3人に押さえられて首にチェーンを巻かれ、

馬小屋で意識がもうろうとするまで殴られたという。

イスラム教徒であるのに無理矢理ビールを飲まされ、椅子の上で身動きが出来ない状態で

暴行を繰り返され、死も覚悟したと話す。

18時間経って何とか逃げ出したタレブさんだったが、悪夢はそこで終わらなかった。


病院で治療を受けていたところ警察が来て、

ギリシャで生活するための書類が不足しているとしてタレブさんを連行した。

当時は食べることもできないほど衰弱した状態で、

痛みでほとんど歩けないと訴えても容赦はなかったという。

「問題は私が書類を持っていなかったことではなく、

私が暴行を受けたということだったはずなのに」と語る。




「著しい残虐性」の氷山の一角だと指摘。

エジプトの大使館からも抗議が寄せられた結果、ギリシャの公安相は4日、

「人道的理由」でタレブさんの強制送還を見送る方針を発表した。



<なぜ自分だけ>

タレブさんは4日間にわたって身柄を拘束された際、



一方、店の経営者は3日後に釈放された。


警察によると、店の経営者は暴行は認めたものの、

タレブさんが1万3000ユーロ(約140万円)を盗もうとしたと主張している。


タレブさんが拘置所にいる間に知人に電話で聞いたところ、

暴行を加えた人間はすでに全員拘置所から出ており、

自分だけが拘束されていることが分かったという。


ギリシャの「世界の医療団」によると、同国では人種差別的な攻撃に関して

有罪判決が下ることはほとんどなく、移民が攻撃の対象になりやすいという現状がある。


一方で警察は、病院で治療中だったタレブさんを連行したことについて、

医師から許可を得た行為だと話しており、

法律では不法移民を拘束することになっていると主張している。





以上





これ、酷すぎる。


読んでて吐き気がしてきた。


現在どん底のギリシャだけれど、オリンピック前に景気が良かったとき、

移民、不法労働者にさんざんお世話になってたんじゃないの?


低賃金でギリシャ人がしたがらない重労働とか代わってもらって。


以前は出稼ぎに行ってたギリシャ人が、ユーロとオリンピック開催のおかげで

急に金回りがよくなって、3Kの仕事はしたがらなかったんじゃないの?



不況が続いて失業者が増えると、数年前まで嫌がっていた3Kの仕事でもいいから

って職を探す。


でも既に移民たちの職になってるから地元人が職にありつけない。


それで不満のはけ口になるのが、社会で一番低い階層の

移民とか、正式な書類を持たない 「闇の労働者」 になる。



イタリアにもこの傾向はある。


昔はイタリア人がドイツやスイスに出稼ぎに行ったり、

アメリカに移住して貧困から抜け出そうとしていた。


貧しい農家から都市に移り住んで、フィアットとかの工場で働くのが

いい暮らしだといわれていた時期もあった。


生活の質が向上すると、3Kの仕事はしたくなくなる。


いつまでもそんな生活が続くならともかく、

今回の不況で、仕事を選ぶということが贅沢になってしまった。




イタオヤは過去に何度もギリシャを旅行している。

イタオヤの覚えているギリシャ人は、見かけはイタリア人に似ているし

質素で、親しみのもてる親戚みたいな感じだったという。


2000年に私も初めてアテネを訪れた。


オリンピックを真近かに、新品の地下鉄は通ったし、あちらこちらで

工事、建設が行われていて活気があった。


1年後、パリに旅行した。


宿泊先は3つ星の値段が高い割にはボロなホテルだった。

ローマで3つ星のホテルだと、狭いけれどこぎれいな部屋に宿泊できるので

パリも3つ星でいいやと思っていた私の考えが大きくはずれた。


朝食時にギリシャ人の団体グループと一緒になった。


彼等は20人くらいいたと思う。

朝食はバイキング式だったのだが、彼らのマナーの悪さに

私もイタオヤも目をみはった。


大声で話す、

何皿も大盛りにしてテーブルに運ぶ、

そしてほとんど残す。


大人でこれである。


彼らの横に座っている子供たちは、ほとんどが小太りで

ジャムやハチミツの容器をどっさりとテーブルの上に持ち込み

全部開けて遊んでいた。


もちろん注意する親はいなかった。


彼らはその日に行く予定のユーロディズニーの事で

頭が一杯だったようだ。



前年初めてギリシャを訪れ、何となくいいイメージを持った私が

翌年の同じ時期、ギリシャ人に幻滅するなんて夢にも思わなかった。


イタオヤいわく、


「彼らはいわゆる新しい小金持ちだな。

ユーロ通貨になって、貧しかったギリシャに金が回るようになったから

私腹を肥やしている連中も沢山いるんだろう。

オレが知っているギリシャ人は、質素でとても食べものを粗末にするような

人たちじゃなかった。 

どこの国にもいるんだよね、ちょっと前まで貧しかったのに

いきなり小金持ちになって、こういう風に振舞う人たちって。」




あの朝食以来、ギリシャ人にはしらけてしまっていた。


だから今回の不況で、ギリシャが大変なことになった時、


まず最初に思ったのは

「やーーーっぱりねぇ、なんか変だったんだよねぇ・・・・」

ということだった。




そして今日ネットで見た、とても嫌な記事。




私も海外で暮らす移民のひとりである。


今日読んだ記事は、とても他人ごとではすまないような気持ちだ。









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Last updated  Dec 10, 2012 05:10:17 AM
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