レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2011/02/09
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カテゴリ: インバウンド対策




普段、私たちはいかにマスコミのアバウトな情報に踊らされているか?
痛感させられます。

マスコミやインターネットで得られる 「空中戦情報」 が本当なのか?
日本全国の現場を取材、視察することで 「アナログ接近戦の情報」 を収集して、
「違うじゃないか!」 と検証しているので読みやすいです。

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後半には、生産年齢人口の拡大の必要性と


インバウンドビジネスに関わる人達も必見の一冊です!

===

私たちも現場のアナログ接近戦型の仕事なので、
「違うじゃないか!」の発見はとても共感できました。

生産年齢人口の話で言えば、
「働く→稼ぐ→お金を使う」人たちの人口が最も重要 で、
この人口が現象してしまうと経済は八方塞がりになってしまう。

かつては、
中学生にもなると、村や町で何かしらの仕事をしながら学校に通っていたし、
農業、林業、漁業や自宅で商売している過程がほとんどだったので、
おじいちゃんもおばあちゃんも生涯現役で働いていた。


ということです。

極端な話、小学生未満の子供と病気しているお年寄り以外は
全員が働いて稼いで消費する人だったわけです。

一方現在は、
下手すれば大学卒業する22才まで学生です。

その後、就職して3-5年もすると結婚して、
「専業主婦化」する人が増えて来ました。

赤ちゃんを育てて、大学卒業させるまでの社会コストは膨大です。
それほどの高学歴にしたところで、
現実には働いて税金を収めた期間は3-5年程度。

あとは、旦那の収入で食べる方式です。

また、55才-60才程度で定年退職してしまうと、
残りの20年間は隠居生活です。
まだまだ働けても、会社の仕組上そうなってしまう。

自宅が商売でもしていれば70才過ぎてもバリバリ働けるのに…。

つまり、人口は増えても、
「働く→稼ぐ→お金を使う」の比率がどんどん低下してしまうので、
現役で働く人たちに全てのしかかって来てしまうのが現在の経済状況でしょう。

ある調査によると高卒以上の学歴を持つ専業主婦が
全国で1500万人くらいいる、とのこと。
(だから海外からみれば不景気は嘘だ、と)

この人たちが年収200万円でも稼いで使うだけでも
日本経済はガラッと動きます。

そういうのは厳しい意見になってしまうからなかなか言う人がいません。
逆に「子ども手当」と称して「票」を集める方に行ってしまうのが
現在の日本の悲しさです。

「働きなさい」を言わずに「お金あげます」は過保護と同じですね。

エリートや富裕層でもない普通の家庭が、
親と同居もしないで、マンションや一軒家を買って、
マイカーも持って、海外旅行も行って、専業主婦でもOK
…というような夢のような生活を何とか維持できている のは
やっぱり日本が異常なのかもしれません。

両親と同居している家庭は、
子供の面倒は親も見てくれるから、働きにいけるし(昼でも夜でも)、
2世帯住宅は、結果、生活コスト(一人当たり)が安い。

夫婦で働いて、両親の年金を合わせれば
世帯収入が月額100万円を超えてしまう家庭も珍しくありません。
(私の田舎の親戚の家庭の世帯収入は月収200万円超えてます)
(車も5台保有)
(全部屋にテレビ完備)
(だからお金使いが派手です:笑)

皆で生活しているから年老いた両親の面倒は皆でみる。
子供の面倒も。

そういう生活を捨て去って、
皆「両親とは別居」の核家族化を目指して来た のだから、
社会コストばかり膨大になってしまったのが、現在の日本の姿でしょう。

ぜいたく病ですね。
逆に、同居生活をする人が増えれば社会コストは下がります。

バブル経済の頃の生活スタイルのままでは
このデフレを乗り切るのは難しいのだと思います。
(社会コストは下がらないから)
(無駄の削減も限界がある)

そういう話をすると、
「だけど、働きたくても仕事が無い…」 と言う声が聞こえて来ますが、
レジャー施設や観光施設の接客サービスの現場では
外国人のフタッフに頼っているのが現実です。
東京でも同じ。

このところ、 外国人スタッフの教育の依頼 が急増しているので、
実感できるのです。

「デフレの正体」にも
今まで遅れていた観光産業の活性化こそが…と
書いてありますが、
年間3000万人の外国人観光客を目指すなら、
今のままでは現場で働く人が不足してしまいます。

それは、 自宅待機の人々が働けば解決する のです。
(専業主婦を含む)

よって、
親と同居、それが難しいならご近所家族化して、
(脱、核家族化)
専業主婦が働きに出て、
学生も働いて、
皆でお金を使って、
外国人観光客にもたくさん訪日してもらう…。

そういうシナリオが必要なんだと再確認できました。









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Last updated  2011/02/09 07:54:24 AM
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