ラ ッ キ ー ☆ マ ン

ラ ッ キ ー ☆ マ ン

暇な時の些細な企み。


暇だ…暇だ…暇すぎる…
あ、今日のナレーターとかは 俺、修正マンがします…
よろしく(黒笑)
え~…今日は、
誰かの性格を真逆にしたいと思います。
んー…誰にする?
友情マン?色んな意味で恐い。
勝利マン?効かない。
努力マン?後が恐い。
ラッキーマン?大凶になるだけだろ?
んじゃあ…
「ラッキー様ぁ♪」
-!コイツか!!
確か…綺麗田 見代…だっけ?
よし!!決めた(黒笑)

「綺麗田さん♪」

「ん?貴方は確か-」

「修正マン!ラッキーマンの仲間♪」

「…居たっけ?まぁ良いわ…それで、何のよう?」

「うんうん☆警戒しないで♪これから少し、変わってくれるダケ…」

「え゛?」

みるみる内に「性格修正液」が広がり-

「完了…。じゃあな☆ラッキーマンのトコ行かなくちゃな!!」

そして-

「ラッキーマン!只今参上!!!!!」

「師匠…今日はみっちゃんが叫びませんね?」

「休んでないよね?あ、居た。ナンダロ?気分が悪いのかな?」

「師匠?見に行くんですか?」

「うん☆ちょっとね~」

「お、ラッキーマンが綺麗田さんのトコ行った♪」

俺、修正マンは
茂みに隠れて、ラッキーマンの観察☆

「みっちゃん♪」

お、面白くなるぞ…。
だって…

「い、いや!寄らないで下さい!!
わ、私、貴方の事顔見知りとしか見て無いんで…失礼しました…!」

…ホラ、おもしれぇ♪
だって
ラッキーマンの事が嫌いになるんだ☆
あの 、綺麗田さんが…。
イヤイヤ、おもしれぇ☆

「え゛…?みっちゃん?」
「みっちゃんなんて、軽々しく言わないで下さい!
ヒャア!恐いよ~!!助けて!!追手内様!」

そうみっちゃんは言うと走りだした。

「え、えぇぇ!!」

「ヒヒヒ…おもしれぇ♪おもしれぇ♪」

俺は黒い笑顔で見詰めていた。

「師匠!帰…し、師匠?どうしたんですかぁ?」

「…みっちゃんに…嫌われた…追手内様って…言って…逃げられた…。」

「え゛…。」

~次の日~

今日はアパートの屋上から観察だゼィ☆
しかも、友情マンも仲間に…。

「洋ちゃ~ん♪見代ちゃんよぉ♪」

「うえええ!みっちゃん!!??
わ、分かった!すぐ行…グワァ~!!ついてねぇ!!!」

ん~…追手内の1日はココから始まるのか…。

「お、お待たせ…。」

「追手内様…見代は見代は…貴方様と会えて嬉しいです。」

そう言って、
綺麗田さんは追手内を、もじもじしながら見て…

「好き好き好きぃ~♪」

「え、えと…ぁラッキー?♪?」

「修正マン、そろそろ…」

「ん、元に戻るぜ♪お前、しっかり撮ったか?」

「もちろん(ニヤ)」

「だよな(ニヤ)」

そう、そろそろ…

「ん?う゛っわ゛!!」

「ん?みっちゃん?」

「ギャー!!追手内君、サイテェ!!」

!バッコーン!

「な、なして~!!ついてねぇ!!!」

いやぁ、ヤッパおもしれぇな…♪

          ~終わり~


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