ラ ッ キ ー ☆ マ ン

ラ ッ キ ー ☆ マ ン

☆兄さんの初夢☆



「兄さん!!おはようございます♪」

「おう、友情か」

「アレ、努力は?」

「まだ寝てるぞ」

「そうなんだ^^」

………に、兄さんと話が続かない(汗)

「に、兄さん、いつもより早くn…」

僕が見た兄さんは指を包丁で切ってしまったらしく、血が…

「うわ!!!!に、兄さん!!!気をつけて下さいよ!!!」

何だろう…でもあんまりビックリしないなぁ…
ん?思えば僕、起きてる気がしない…何で…?
ま、まさか…





「夢オチか!!!」

………思いっきり大きな声出しちゃった…。
…でも、あんな夢を見るとは…今日って1月3日でしょ?…初夢じゃん…

「初夢があんな悲惨な夢だとは…一藤・二鷹・三茄子…じゃなく…」

まぁ、この時の僕は気付かなかったんだけど、
この夢って結構勝利兄さんを苦しめる夢だったみたいだったんだ☆

「おはよう、努力 J

「お、おはようございます、兄さん…(汗)」

「あれ、努力どうしたの?」

「勝利兄さんがソコで画鋲刺さったらしくて今消毒液と絆創膏を…」

「…嘘でしょ?あの兄さんが?」

「ハイ」

「…僕、画鋲が何処のか探してみるね^^;」

「あ、そうしてくれると嬉しいです♪」

…まさかと思うけど あの ・・ 夢のせい?
僕、悪気なしあんな夢みちゃったのがビックリだよ…。

「ん?あ、努力!!!!
カレンダーの画鋲一個ないからココじゃないの?」

「あ、本当ですか!!?今行きます!!」

「いっでーーーー!!!ど、努力傷口踏んで行くなよ!!!」

「すいませーーーん(汗)」

うっわ、それは痛い!!!
兄さん…確実に僕の夢のせいだよ…それ…(汗)

「本当ですね、ここですね」

「うん、じゃ僕朝ごはん作るね^^」

「ハーイ」

そういや、
こういう時は下から読んでも上から読んでも同じ詩を
紙に書いて川に流せばいいんだっけなぁ…

「はぁ…乗り気になれないな…素麺でいっか…」

「友情、麦茶飲むぞ」

「いいよ^^あ、でもそこ今お湯沸かしてるk」

ガッシャン!!!

「あっち~~~!!」



「兄さん、火傷で済んでよかったですね。」

「ああ、今年はついてねえみてえだな…」

「う"っ」

「どうした?友情?」

「い、いや何でもないよ、兄さん(苦笑)」



えーと…ここに本が…あった!!何々?

竹の根は草と柵はねのけた 日にち伸びた旅の地に碑

え、これだけ?他何?真っ白な紙じゃん!!
仕方ないし、これだけ持って行って流すか…。





「ただいま☆あれ、兄さんは?」

「さっき友情兄さんが出ていった直後に池に落ちてしまいまして^^;」

「あらら」

それから勝利兄さんが不幸に見舞われる事はなかったんだよ♪
やっぱり、回文(らしい)の成果かな♪
でも不幸は消えたんじゃなくてもっと良い人を見つけたようだよ。



「うっぎゃーーーー!!!ついてねーーーーーー!!!」



ホラ☆

~終わり~

=オマケ=

「なぁ、友情、俺の書いてた回文がないんだがお前知らねえか?」

『アレ兄さんが書いたの!!?効果アリアリじゃん!!!!』

ー終わりー


回文はパソコンで検索して調べたものを載せさせて頂きました。


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