ラ ッ キ ー ☆ マ ン

ラ ッ キ ー ☆ マ ン

一洋菜が学校に行くまで一



「おはようございます!師匠!!!」

「あ、おはよう努力!」

洋菜は努力に挨拶返しをして学校へ向かう。

「う~ん…時間もあるし…
努力、お寺の百階段を上ってから行こ?学校の近くの話題の♪」

「え、あ、ハイ!師匠が行くなら行きますよ!」

「純粋だなぁ♪本当に可愛い◎」

「…か、可愛?」

洋菜は努力を可愛い弟の様に見ていたのだった。
だからホモでは無い。

「ついた ついた♪」

「師匠…本当に此処を上るんですか?本鈴まで後30分ですよ?」

「なに…20分までに終わらせれば良いだけの事さ…
努力が足りんのう…(ニヤ)あっちの努力は毎日欠かさずしていたさ!」

「『あっち?』ハイ!!」

洋菜はニヤリと笑って「お先に!」と走って行った。

「師匠!!そんなに勢いつけたらバテますよ!私は兎飛びで…」

確かに…この身体は鈍ってるからな…
と思いながら洋菜は自慢の運動神経で二段飛びで上って行った。
凄いスピードだ…。

「努力ぅ、まだぁ?」

もう頂上に上った様だ。

「師匠、つきましたぁ(汗)」

「遅いよ~!!」

『師匠が速いんです!!』

と、まぁ焦らず学校についた。



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