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震災から早くも半月が経ってしまいました。
この半月という期間が本当に長く感じます。震災前のことが遠い昔のことみたい。あの大きな地震のせいでどれくらいの人の人生が変わってしまったんだろう・・・。
日に日に数が増えていく犠牲になられた方と行方不明の方の数に心が痛みます。テレビで映像を見るだけでもとても現実とは思えないような光景なのに、きっと実際の被害はテレビには映せないくらいのものなのは間違いなくて、それを今現実として生きてらっしゃる方々のために何ができるだろうってずっと考えてます。
ここメルボルンでも日本のために何かしようという動きがいろいろ起きています。今日は知り合いのバイオリニストが音楽家仲間と主催したチャリティーコンサートに行ってきました。演奏したのは日本人の音楽家はもちろん、他の国の方もたくさんいました。日本のためにあれだけの人が集まってくれたっていうのは嬉しいことです。
オーストラリアに住み始めてもう10年以上になるけれど、今回の震災で自分の母国が大変なことになっている時に外国にいるということは精神的になかなか参るということを知りました。幸いにも私の家族や友達に直接の大きな被害はなかったんですが、いろいろな所で日本代表として心配されたりするので気持ちが混乱しました。必要以上にセンセーショナルな報道をするオーストラリアのメディアも、しょせんは他人事と思って放送してるように感じてしばらくはこちらのメディアのニュースに目を向けることもできませんでした。
でもやっぱり日本のことを近く感じてこうしてチャリティーコンサートなんかに協力してくれるオーストラリアの人たちもたくさんいるわけで、それは本当に嬉しかったです。ニュースでは台湾で多額の募金が集まったと読みました。たくさんの国の人たちが日本のために何かしてくれてますね。そんな中、自分はこれまで外国で大きい災害が起きた時に率先して募金しただろうかなんて思うと本当に恥ずかしくなります。
幸い、私の学校では生徒達何人かが日本のために何かしたいって言ってくれました。今学期はうちの学校では途上国のための募金活動をすでにしているので、来学期に何か企画してできたらいいなと思ってます。そしてそのお金を被災地の学校なんかの教育機関に役立ててもらえたらいいななんて思ってるんですが、やっぱり赤十字に送るのが一番いいのかな。とりあえずまだ時間があるのでじっくり考えたいと思います。
ここで自分ができることをして、それが何らかの形で役に立ってもらえれば・・・。