☆綴れ織☆

☆パッヘルベル・カノン




この曲はクラシックの中で、私が一番好きな曲です。

中学校のときに友人とピアノで連弾したり。
中学校2年生の合唱コンクールで『遠い日のうた』の指揮を担当して、指揮者賞を頂いたり。
中学校の卒業式でかかっていたり。

・・・と、思い出の曲です。


一番切ない思い出となったのは、友人がこの世を去って、お別れをする場所ではずっとパッヘルベルのカノンがながれていました。
こんなにカノンが切なくきこえたことはなかったです。







【遠い日のうた】

『人はただ風の中を迷いながら歩き続ける
 その胸にはるか空で呼びかける遠い日の歌

 人はただ風の中を祈りながら歩き続ける
 その道でいつの日にかめぐりあう遠い日の歌

 人は今風の中で燃える思い抱きしめている
 その胸に満ちあふれてときめかす遠い日の歌』



カノンはポリフォニー音楽の一形式のことで、簡単にいうとあるパートの演奏したメロディを別のパートが追っかけ演奏する形式のことで、この形式をさらに厳密化したのがフーガで、いわゆる“対位法”の究極の形式です。また、別のパートを追いかける“ロンド形式”とはパートを追いかける形式が違う
ヨハン・パッヒェルベル(Johann・Pachelbel、1653~1706)のカノンは“三声のヴァイオリンと通奏低音のためのカノン”でそれがカノンの部分だけが有名になったもの、まるでバッハの管弦楽組曲3番から抜け出した“G線上のアリア”のようなもの、かつてはパイヤール盤とカール・ミュンヒンガー盤が名盤でした。

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