青空のように

青空のように

8月22日


とても感じのよい若者で、一国打ち(県ごとに区切って周る)で来ているとのこと。

川遊び

翌日は国道をのんびり下りました。
上の写真は国道から撮ったもの。川で泳ぐ子供たちを眺めたり、とても気持ちよく歩けました。
昨日までは「焼山寺」への山越えと、いつ足を痛めるのか、そればっかりが気になって落ち着いてお参りもできなかったけど、ここまでマメもできず、疲れはあっても足は痛くないし、リュックの重みも気にならない。やっと気持ちが外(あるいは内)に向かってきたようでした。

しかし、このへんから空模様が怪しくなりました。
道もドンドン狭くなり、離合できないような道が続き、ホントにここは国道なの?と不安になりました。

昨日会った青年とは抜きつ抜かれつになり、途中のレストランでも一緒になりかなり話をしました。
雨はどしゃ降りになり、歩道のない国道を歩き続け、靴の中がグシャグシャになりました。靴はメッシュのウォーキングシューズで、この選択は正解だったと思うのですが、雨にはまったく弱い。どうしようもなかったです。

13番・大日寺
13番「大日寺」。納経中に雨はやみました。

ここでも、大阪の青年と一緒になりました。僕はすぐそばの民宿を予約していたのですが、彼はいける所まで行きます、ということでここで別れました。
「きっと、明日も会いますね」と彼がいい、僕も会えると思ったのですが、結局そのあと会うことはありませんでした。
このページのタイトルだけでも教えておけばよかった!と後悔しても後の祭り、ほんとに一期一会ですね。

その日の民宿の泊り客は、全員昨日同じところに泊まった人。
定年になるのを楽しみにしてたという方が2人(どちらも通しで回られるそう)、若い人がひとり、そして僕。外はまたどしゃ降りになったけど、なんか連帯感がでてきて盛り上がり、遍路にでて初めてビールを飲みました。




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