KINTYRE’S   DIARY~旧館

KINTYRE’S DIARY~旧館

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

kintyre

kintyre

Favorite Blog

☆乃木坂46♪『梅澤と… New! ruzeru125さん

第1587回totoGOAL New! 諸Qさん

「備中江原八景絵図… New! まちおこしおーさん

◎中古 ノートパソコ… New! natsumi_s_58さん

Blondie - FULL HD C… ken_wettonさん

Comments

人間辛抱 @ Re:仕事納め(12/29) どうもお久しぶりです。 新型コロナウイル…
背番号のないエース0829 @ ヒトラー 映画〈ジョジョ・ラビット〉に上記の内容…
collins1313 @ Re:私の好きな曲7、バグルスの「ラジオスターの悲劇」(06/05) 初めまして! 青春時代に聴いてまた最近ハ…
kintyre @ Re:映画『アメイジング・グレイス』を観て(03/27) >kaoritalyさん、こんばんは この映画…
2005.07.24
XML
カテゴリ: ヨーロッパ映画
人気blogランキングへ

【この映画について】
この作品はあのピアノマン騒動の際にストーリーが似ている映画が間もなく公開されると話題になった。
英国のコーンウォールを舞台に二人の老姉妹と、その村の周辺での出来事が中心の作品だ。老姉妹の姉ジャネットにマギー・スミス、妹アーシュラにジュディ・デンチの英国のベテラン女優二人が扮する。ポーランド出身の漂着したバイオリニストのアンドレアに、「グッバイ・レーニン!」でブレークしたドイツ出身のダニエル・ブリュールが演じる。老姉妹二人の身の回りの世話をする家政婦ドーカスには大きな体格がユーモラスなミリアム・マーゴリーズが扮する。
【ストーリー(ネタバレなし)】
コーンウォールの海岸にポツンと一軒たつ家に住む老姉妹の二人と、家政婦のドーカスはラヴェンダーの咲く英国風の庭いじりと海岸を散歩するのが日常だ。
そんな或る日、普段どおり部屋の中から海岸を見下ろしていると人間が海岸で横たわっている姿を発見する。早速海岸へと二人で下りて行って見るとそこには青年がうつ伏せになって寝ていた。そっと近付いてみると息があるのが分かり、早速医師を手配し家に収容する。そしてここから一見奇妙な生活が始まることになる。
この漂流してきた青年は英語を理解出来ないところから、姉妹との会話も限られてくるが何とかこの青年アンドレアがポーランド出身だと分かりドイツ語を喋ることから辞書を片手にドイツ語で会話することになる。妹は何とか英語を教えようと骨折して歩けないアンドレアのベッドに英単語を書いた紙を貼り付ける。
すっかりこの青年が気に入った妹は、退屈させないようにとバイオリンが弾ける地元の老人を連れてきてベッドで演奏を披露する。そこで彼は自身がバイオリンを弾ける事を証明し弾いてみせる。そうしたらその余りに素晴らしい音色と演奏技術に感動した一向だった。それを偶然外で聞いていたのが女性画家のオルガ(ナターシャ・マケルホーン)だった。彼女は絵画の修行のためにこの村に一時的に滞在中だった。すっかり音色に弾かれたオルガは、姉妹に手紙を出して自分の兄が世界的な指揮者であるので紹介したいと書いて本人に伝えてと伝言する。しかし、アンドレアを失いたくない姉妹はこの手紙の内容を本人に伝えずに黙殺してしまう。
足の骨折も癒えて英語も少しずつ覚えてきたアンドレアは度々街に出かけて、村人達と仲良くなり始める。そんな或る日、街のパブでオルガと再開した彼はドイツ語の喋れる彼女と意気投合する。その会話の中で手紙が握りつぶされたことを知って姉妹をなじる。姉妹の必死の弁明を一度は受け入れたが、オルガはその兄が急遽ロンドンに演奏旅行で一泊だけ来ることを告げてロンドンへと強引につれる。姉妹への別れをする間もなくロンドンへと向かった彼は、後日事情を認めた手紙をオルガが描いてくれた自画像とともに送った。そこで彼はロンドンで演奏するのでラジオで聴いて欲しいと書いてあった。
だが流行る気持ちを抑えきれない姉妹はロンドンへと汽車で向い会場へと着く。一方で村民達は姉妹の家のラジオの前に集まり演奏を今か今かと待つ。
そしてロンドンでの演奏は始まる。会場に詰め掛けた姉妹の胸に去来したものは何か?演奏後に再開を果たせるのか?アンドレアの演奏家としての腕前は?村人達の反応は?美しいコーンウォールの田舎の風景と共に映画館で観てください。
【鑑賞後の感想】

ラヴェンダーとのタイトルが邦題に付いているが原題は「Ladies In Lavender」で、邦題のニュアンスとは異なる。時代背景が1930年代と戦争の色も濃く反映された時代なので、所々そうした要素が出てくるが映画の進行上あまり関係ないと思う。むしろ老姉妹の妹は終生独身で、この外国人青年に年甲斐もなくのぼせ上がっていくのを見ているのが面白かった。歳に関係なく男女は心をときめかせているうちが花であるのは洋の東西を問わないのだ。これがこの映画に終始流れているテーマだろう。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.06.13 22:18:44
コメント(3) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:映画『ラヴェンダーの咲く庭で』を観て(07/24)  
薫2119  さん
うらやましい・・・この映画もぜひ観たいと思ってました。ハリーポッターの先生のマギー・スミス(彼女はそれだけじゃなくて本当にたくさんの映画で印象を残してますね)と007のMのデイム・ジュディ・デンチの組み合わせがおもしろいなあと思ってました。音楽家の映画としては、「シャイン」や「北京ヴァイオリン」が印象的ですが、この映画のテーマ・・そうなんだあと思いながら読ませて頂きました。ビデオが楽しみです!
緊急時の連絡方法、情報入手・・・携帯の果たす役割が大きいと思い、私は今年、手動式の充電器をみつけました!使わずに済めばいいですね。
(2005.07.25 08:46:54)

Re:映画『ラヴェンダーの咲く庭で』を観て(07/24)  
kintyre  さん
>薫2119さん、こんばんは。
この映画は公開館が少ないので鑑賞する機会が少ないのが玉に瑕ですね。
DVDで2~3ヶ月後に是非鑑賞して下さいね。如何にも英国的な風景が素敵でしたよ。

大地震が来たと思ったら、今度は大型台風が接近中で我家の外でも強い雨が降っています。地震対策後は台風では追いつけないです...。 (2005.07.25 22:20:58)

イギリスの風景楽しみです。  
薫2119  さん
いくら文明が進んでいても、自然災害に遭うと、あっという間に呑まれてしまうものですね。
台風でもきっと御出勤ですよね。
警報でお休みなんてことにはならない(笑)
どうぞお気を付けて!
フランキー・ブルー2曲試聴してみました。
知らなかったです。懐かしい感じの曲だなあと思いました。
こういうメロディーが今は消えて行っているような気がします。 (2005.07.25 22:34:09)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: