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2005.10.04
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カテゴリ: ヨーロッパ映画
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【この映画について】
この映画はインドのカルカッタ(現、コルカタ)の貧民街で救済活動をして、その名を全世界に轟かせたノーベル平和賞受賞者のマザー・テレサの生涯を描いたものである。
マザー・テレサを演じるのは歌手・布施明の元妻オリヴィア・ハッセー、彼女の最大の理解者であるエクセム神父にはドイツ出身のミハエル・メンドル、バチカンから派遣されて彼女と行動を共にすることになるセラーノ神父にはセバスティアーノ・ソマらが扮する。
【ストーリー(ネタバレなし)】
1946年(第二次大戦終戦翌年)、インドのカルカッタの女学校で教鞭をとっていたマザー・テレサ。学校は外部からの進入を基本的に受け入れないが、或る日、学校の外でイスラム教徒とヒンドゥー教徒の争いで負傷した人を校内に入れて看病したことから、校内ではこのマザー・テレサの行動について快く思わない人間が出てきた。修道院長は異教徒を招き入れることで災いもたらすと主張するが、マザー・テレサは負傷者を介抱するのは異教徒であろうと当然と言い放つ。
彼女は結局修道院長の怒りに触れて遠くダージリンへの赴任を命ぜられる。その赴任先に向う途中の駅で、彼女は元気のない一人の老人の姿を眼にする。その老人はキリストの放った「私は渇く」という言葉を呟いて亡くなる。その姿にその場で立ちすくんだ彼女はダージリンに行くことを止めて、カルカッタに戻り貧民街に住む貧しい人を救うことを決心する。その彼女の修道院も知らない無断の行動はやがて知れることになる。
そうしたマザー・テレサの行動に眉をしかめる修道院側に対して、彼女は何とか自分のこうした活動を認めるように嘆願した。それに対して修道院側は認めないが、彼女の熱意を理解したエクセム神父だけは違った。バチカンに申請し、やがて派遣されたセラーノ神父も当初は理解しなかったが彼女と面会しその活動を許可しカルカッタに留まり行動を共にするまでに至った。
バチカンに念願の貧民街での活動を認められた彼女は、この日を境にトレードマークの白地に青い線の入ったサリーを纏い行動することを誓う。
彼女の活動は認められたが、資金繰りは苦しく市場に出向いて廃棄寸前の食料を分けてもらって何とか急場を凌いでいた。また、重病人や孤児を収容する施設を確保し、近隣住民の反対をよそに地道な活動がやがて周囲の人々の心を動かしていった。
1965年彼女はカルカッタのティタガールにハンセン病患者用の施設「平和の村」を建設する計画に着手する。この村の建設を巡って、マザー・テレサは様々なトラブルに巻き込まれる。そしてそれをニュースとして報道すると、逆に心配する全世界の支持者から募金が集まるという皮肉な結果を生むことになる。その集まった募金を彼女はテキパキと支持し不眠不休の生活を続ける。小柄な肉体に忍び寄る疲労は彼女の知らない所で進行していた。不死身と思われた肉体と精神力に付いて来れないスタッフも多く、彼女の大事なスタッフは徐々に辞めていった。
村の建設も資金繰りも順調に行っていたはずだったが、或る日地元の行政側から僅かな書類の不備を指摘され取り壊しの危機に直面する。一度はスタッフの機転で乗り切るが、それでも違法建築のレッテルを貼られて困惑する。だが彼女は迷う暇もなく素早い行動をとりこの危機を回避する。そしてこの施設を完成させて、やがてそうした一連の行動が認められてノーベル平和賞を受賞する。


マザー・テレサと言えば日本にも来てその一挙手一動が報道されていたのを覚えている方も多いかな?その小さな体に秘められている、頑固なまでの強い意思で貧しい人や重病人に救いの手を差し出してきた。
作品ではオリヴィア・ハッセーのマザー・テレサの演技は、彼女個人の思い入れもあって熱が入っていた。彼女の生き様を丁寧に描いていたが、中には紹介しなくても良い様なエピソードもあると思われる。だが作品では終始彼女の強い意志を全面に出していたし、それは最後まで貫かれていた。こうして多くの人々から尊敬され、聖人に列福された彼女の人生は貧しい人のために捧げられた。その彼女の行動を批判する人も居るようだが、その人たちは果たして彼女以上の尊敬を得られる行動をしたのだろうか?自分の胸に手を当てて考えて見るべきだ。

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日記のテーマとは関係ないけど、私のカンボジア・タイ旅行記の写真が完成しました。
是非、暇つぶしにでもご覧下さい。ついでに感想を書き込んで戴けると、とても嬉しい管理人でした。
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Last updated  2006.06.13 22:08:45
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