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2005.11.22
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カテゴリ: アメリカ映画
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公式HP
上映時間:127分
監督:トニー・スコット
出演:キーラ・ナイトレイ(ドミノ・ハーベイ)、ミッキー・ローク(エド・モスビー)、エドガー・ラミレス(チョコ)、クリストファー・ウォーケン(マーク・ハイス)、デルロイ・リンドー(クレアモント)、リズワン・アバシ(アルフ)、ラティーシャ(モニーク)、ルーシー・リュー(タリン・マイルズ)
【この映画について】
この作品は賞金ハンターという日本では馴染みのない仕事をしていた、ドミノ・ハーベイの生涯を描いた作品となる。そのドミノは公開直前に急死した。
父は映画俳優、母はモデルという比較的恵まれた環境で育ちながら、逆の世界に興味をもった女性の話だ。危険と隣り合わせの世界に敢えて挑む、ドミノの生涯を描いている。
彼女は何故波乱万丈の世界に身を置くことになったのか?そうした点を解明しながら観てもらいたい。
【ストーリー(ネタバレなし)】
バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)とは、逮捕後に仮釈放や逃亡犯の身柄を拘束し報酬を得る仕事。保釈金を払う会社は本人が逃亡すると払った金が没収されるので、何が何でも身柄を確保する必要性がある。そしてバウンティ・ハンターなる資格を持った連中が登場する。
ドミノ・ハーベイは英国出身で恵まれた家庭に生まれたと誰もが思いながらも、そうした環境にはそっぽを向いて或る日新聞広告で「バウンティ・ハンター募集」の記事をみて応募に現れる。説明会に現れた中で女はドミノだけだった。受付で受講料を払い講習を受けていたドミノだが、休憩中に主催者が受講料を持ち逃げする場面に遭遇する。急いで必死に後を追うドミノは、持ち逃げ犯に追いつき半ば押しかけでメンバーに加入することに。

仕事をこなすうちににチームワークも抜群になりTV局もそうした噂をかぎつけて、彼らに密着取材することになる。
クレアモントの恋人ラティーシャは陸運局で働くが、その裏では偽造免許証発行に手を染めて生活費を稼いでいる。そんな彼女の元に大学生のフランセスが4人分の発行を依頼に訪れる。最初はとぼけていた彼女もフランセスの脅しに屈し発行する羽目になる。その後、彼女は別件の不正事件が発覚し解雇される。その捜査の過程でFBIは偽造免許証の件も突き止めるが、その目的までは判明しなかった。FBIは彼女の半ば強引にフランセスの目的を探らせて、フランセスが現金輸送車を襲い1000万ドルを強奪する計画があると告げた。1000万ドルはビショップの経営するカジノの売上金だった。
現金輸送車を襲った4人組はクレアモントの手配した連中で、1000万ドルは4人組の一人が母親が住むトレーラーハウスの金庫に隠した。
クレアモントに金を奪われたと知らないビショップは、彼からの連絡で犯人逮捕に協力するとの電話を入れた。ただし成功報酬として30万ドルを要求した。
クレアモントからの一方で出動することになったハンター達に、相変わらずTVクルー達が張り付く。犯人の身元特定に動くハンター達だが、犯行履歴に該当者が見当たらない。逮捕歴があるはずなのに犯歴のファイルに該当者がいないのは何を意味するのか?
さて、ここから先は核心なのでポイントだけを書きます。ハンター達はクレアモントの指示に疑問を抱き始めるがそれは何故?胡散臭いクレアモントは何を企んでいるのか?クレアモントが指定した30万ドルの意味は?そして最後にはとんでもない企みが発覚するがそれは?果たして1000万ドルの行方はどうなるか?
以上に注目しながら映画館かDVDでお楽しみ下さい。
【鑑賞後の感想】
賞金稼ぎという日本では馴染みのない仕事の世界で生きてきたドミノ・ハーベイは実在の人物だった。過去形なのは今年の夏に映画が完成する直前に謎の死を遂げたからだ。
恵まれた家庭で育ちながらもそれを受け入れなかった彼女の内面に切り込むまでは至らなかった。脚本の段階で内面を描いたものは採用されなかったそうだ。映画では純粋に夫々の事件に、ドミノがどう関わったかをFBI捜査官タリンが、暗い取調室で彼女を尋問する形で進む。
この進み方に異議は無いが、何故彼女がここまでこの仕事にのめりこんだのか、彼女の少女時代の生き様にもっとスポットを当てて欲しかった。何故ならこの映画のタイトルは「ドミノ」であり、「バウンティ・ハンター」ではないのだから...。
だが一つだけ描かれているのは、彼女は家庭で家族の真の温かさを感じずに育ったのだろう。そしてその温かさを4人のチームに見出したのだと思う。それは他の3人も同様で不器用な生き方しか出来ずに、「バウンティ・ハンター」になった。チョコとドミノが何時しか心を通わせるようになるのが、唯一この中で描かれていた彼らの人間性を表していた。





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Last updated  2007.01.03 16:36:44
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