『カワセミの素敵な行動？』

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2010.10.04

おはようございます。○さんです。

とのお話をしました。
（上記ブログの文章で一部分かりにくい表現箇所（オスとメスの違いを表現した部分）がありました。大変申し訳ありませんでした。）

ある日のカワセミ撮影中の出来事です。
早朝まだ暗い時間に、まずオスが縄張りの中で一番お気に入りの場所に現れ、５分位して同じ場所にメスが現れました。するとオスは餌を取るために飛び去り、約１０分後、餌の魚を口にくわえ戻り、メスに口移し（くちばし移し）でプレゼントしました。プレゼントをする際、魚の頭をメス側に向けています。これは魚のえらがメスの喉に引っかからないようにするためだと言われています。
カワセミ　ペア

中々素敵な行動ですね。
これは、求愛行動の一つ「求愛給餌」といいます。
感動的と言うか、面白いと言うか、計算づくと言うか？計算高いと言うか？

求愛給餌を終えた後、さらに興味深い行動をします。
メスが餌を受け取った場合、オスはその場で胸を張ります。「どうだ、俺は子育てができるくらい生活力があるんだ。」とでも言っているような自慢げな姿です。
ただ、いくら経ってもオスが餌を持ってこない場合、メスは自身で餌を取ります。
メスが餌を食べ終わった後、オスが餌をくわえメスのところに運んできてもメスは横を向き餌を受け取りません。｢何よ。遅いわよ！もっと早く餌を取ってきなさいよ。生活力の無い人（鳥）ね！｣とでも言いたげの様子です。

このようにカワセミの世界も人間の世界と同じような日々を送っているようです。

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