さかなおやじのひとりごと

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2005/11/27

モンクホーシャ・サンタフィロメナエ　って名前が長すぎっ！

(6)

テーマ：熱帯魚＆水草の話(1182)

カテゴリ：熱帯魚

モンクホーシャ・サンタフィロメナエ (Moenkhausia sanctaefilomena)という、体長４ｃｍほどの小型カラシンです。南米のアマゾン河流域に生息するこのテトラは、全身がグレーで眼の上縁の赤と、尾鰭のブラックバンドがポイントの地味な魚です。でも、眼の赤さは観賞魚中でも有数の鮮やかさで地味ながら存在感のある魚ではないでしょうか？

　水草レイアウト水槽ではシックな体色も意外と映え、ショップでも結構ポピュラーな種類になっています。今我々が入手できる個体はほぼ１００％東南アジアで養殖されたものです。したがって、価格も「１０尾１０００円！」とか言うレベルの扱いを受けております。非常に丈夫なカラシンで、普通に飼育していればほとんど問題は生じないでしょう。餌は人工餌で十分で、フレークフードも喜んで食べてくれます。

　「」とお考えの其処のあなたっ！お待ちなさいって！！確かに、モンクホーシャはすごく飼いやすいし、カラーリングもシックな美しさがあります。値段だってすごくお安くなってます（笑）。でも・・・実は結構問題児でもあるのでした（涙）

　まず第一に、 結構縄張り意識が強くて特に同種間では執拗に縄張り争いを繰り返します。 小型水槽に数尾だけ飼育していると、前面の開けた空間には争いに勝利した強い１個体のみが陣取り、残りは物陰で息を潜めているというのがお決まりのパターンです（苦笑）。モンクホーシャの群泳（かなり見事な眺めです）を楽しみたいのであれば、出来るだけ沢山の数を収容して縄張りなんて持てない状況にしてやります。

　次に、こいつら 水草の新芽が大好きです （笑）。ミクロソリウムやアヌビアスなんかの、いかにもバリバリで不味そうな？水草は大丈夫ですが、我々の眼から見ても柔らかくて美味しそうな水草はほぼ確実に食害を受けます。
Ｍ．サンタフィロメナエ０１

　所で、この魚の名称は何とかならないんでしょうか？現在は学名のカタカナ読み「 モンクホーシャ・サンタフィロメナエ 」ですが、これじゃこの魚をショップで購入する時に店員さんに舌かまないで名前言うこと出来ません！それじゃなくても、見知らぬ人に話しかけるの苦手なシャイなアクアリストだと恥ずかしくて店員さんに頼めないかも（笑）。先日のケラ・ダディブルジョリィ同様、もう少しネーミングに工夫が欲しいものです。ちなみに、海外ではこの魚をどのように呼んでいるのか調べてみたところ「 イエローバンデッド・モンクホーシャ」・・・ってこれじゃ日本と変わんないじゃん！ 皆さんならばどんなネーミング付けます？？

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