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『月のしずく』で茶屋町一郎名義で酒脱なエッセーを毎号寄せていただいている澤山輝彦画伯の傘寿以来のプロジェクト、80馬力展はすでに+3回。計4度目の個展となる。
今回はプラネット・アースのオーナーから示唆を得て和紙にかえてすべて段ボールベースの素材による日本画のアブストラクト作品の展示となった。JR立花駅南すぐのスペース〇〇で13日金曜日まで。

もっとも画伯の特徴が現れた画風は、こちらのもの。より自由度が増し本音で勝負といった勢いが感じられる作品であった。

段ボールは顔料をはじくのでそれと格闘しながらの画業と聞いた。
段ボールの筋目があらわなのも面白い。こうした新たな作品に挑戦できるのも命永らえた賜物である。
こちらは連続放火のニュースに触発されて書き上げた作品という。
なるほど燃え盛る業火が散見でき、画伯には珍しいかぎりなく具象に近い作品であった。

こちらはわが秘蔵酒の諏訪泉のきのこレーベルの清酒の化粧ケースを再利用して作ったものだと聞いた。きのこレーベルもさりながら、こんなケースで酒を賜るのもまた楽しからずや。この遊び心も画伯のアンチエイジングのかけがえのない領分である。

初日夕刻に訪ねた折には画伯の小学校以来のポン友が二人同座したので、しばし歓談の時をもった。
中央が画伯。右は現役のクラシック声楽家、左は京都精華大学アフリカ・アジア現代文化センター共同研究員で、ナイジェリアの伝統テキスタイルデザインに詳しい研究家。目下2月中旬まで京都工芸繊維大学で展示会を開いていると聞き期間中に訪れる事を約して別れた。
ウサギ年の七草の日はかくして楽しく暮れた。
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