<ケース3>
─ 口から先に生まれた男 ─その人は仕事帰りに必ず寄る身長180センチ、髪は少し茶髪でロン毛茶色の目は柴犬のような黒目がちジーンズにシャツどこからみても若く見えるこの彼がとっても曲者・・・間違えて話を振ろうものなら2時間くらいは話すだろう(汗)彼は他のお客さんが来てもそのレジが済むまで傍で待っている中堅ハチ公のように忠実な男だ(苦笑)待ってなんて誰も言ってないの・・・話が済むまで帰らない気なのね・・・母から聞いた彼のデータ大工さんで既婚者しかも高校2年生の子供有り年は38らしいとにかく駐車上に彼の車が止まるなり私はバックヤードに身を寄せるしかし・・・忙しい時はそうはいかない彼に捕まった!私は覚悟を決める「今日は忙しかった~、なんせ親方がいなくて俺ともう一人だけだったから」聞いてもないのに話はじめた私(心の声)「あぁ~、始まっちゃったわ。今日は何分話すのよ?」「大変でしたねぇ~」社交辞令的な返事「俺ね、今度車買い替えるんだ~。なんにしようか迷ってるけど何色がいいと思う?」私(心の声)「おぃおぃ、私に聞かないでよ。」「うぅ~ん、黒は汚れが目立つっていうしシルバーとかいいですよね」どうでもいい返事「んでもね~、俺黒好きなんだ。前も黒だったでしょ。だからね、今度も黒にしようかと思ってる」私(心の声)「決めてるなら聞くなっちゅ~の!」「そうなんですねぇ~、新しいの買ったら見せてください」ここはちょっとした軽い気持ちでついついうっかり言ってしまったすると・・・なにをどう勘違いしたのか「いいよぉ~!是非乗ってよ」にこにこしている(汗)ほぇ??私(心の声)「私、見せてって言ったんだけど・・・乗せてなんて一言も・・・(汗)」はぁ~、勘違いさせてしまったというか・・・勘違いしないでよ(苦笑)その日気分を良くした彼は永遠一時間近くお店にいりびたった車を買い替えた日うちに来たのは言うまでもない(汗)完