The first quadruple coincidence・・・・・・このトリックは好きです。混ぜたデックから同じ数字のカードを4枚出現させます。
An old timer・・・・ヒューガードの『エンサイクロペディア・オブ・カード・トリックス』にも載っているトリックの改案版。
A kingly decision・・・・・シャフルしたデックによる予言。チャールズ・ジョーダンちっくな雰囲気がします。
No sleight trick・・・・・元は技法を使ったトリックの著者による簡略化。ぱっと見たところ不可能に見えます。 『More self working cad tricks』 Karl Fulves カール・ファルヴスのセルフワーキングシリーズの中の1冊。通しで見ると、第2番目の作品です。1984年の作で、そこまで新しいとはいえませんが、珍しい感じのするトリック、風変わりなトリックなどが乗っていて、十分実用的です。どうシリーズは全体的にいい本ですが、その中でもいいほうに位置するのではないかなと思います。 電話越しにマジックを演じる「テレフォン・トリック」、悪魔の知恵ともいえる「リフル・シャフル・セットアップ」、マジシャンの秘密兵器、「フォーシングの秘密」、カードで工作?する「トポロジカル・カードトリック」など幅広い品揃えです。 いくつか紹介します。
Speak of the devil・・・・・悪魔との契約とギャンブルというとてもサスペンスに満ちた演出のトリック。少し変わった原理を使っています。この原理を使ったほかのマジックは、ボブ・ロンジの『ミスティファイング・カードトリック』にも解説されています。
Ritual of kings・・・・観客が自分で宣言したカードを選んでしまいます。(見た目には) 『Clever card tricks hopelessly clumsy』Bob Longe ボブ・ロンジシリーズのうちの1冊。『どうしようもなく不器用な人のための賢いカードトリック』という名前に現れている通り技法が不要で、しかもなかなかトリッキーな品揃えになっています。私でも安心して練習することができます。
そのほか、ステュアート・ジェームスのフォーエース、ミラスキル、チョップで当てるカードなど、私が普段よく演じているマジックも含まれています。 "World's greatest card tricks" Bob Longe ボブ・ロンジシリーズのうちの一冊。しばらく絶版だったようですが、他社より復刊されました。ボブ・ロンジシリーズの中でも、私見ではトップ3に入ると思います。カードマジックに興味がある人はぜひ読んでください。とても楽しめるマジックが、たくさん載っています。