raskiのマジックとミステリの部屋

raskiのマジックとミステリの部屋

洋書文献リスト


 内容は徐々に書き加えられます。
(A)

(B)
Blackstone's Card Tricks, Doubleday,1929.
シャフル、フォールスシャフルなどの基本技法を解説。カードの見つけ方、取り出し方、スペリングトリック、その他のマジックなど。ブラックストーンによる序文と、ギブソンによる簡単な紹介つき。

BOOK OF BAR AMUSEMENTS,Charming Cheryl,THREE RIVER PRESS,2000.
シンプルなパズルとバーベットのコレクション。絵を見ただけでなんとなく内容がつかめるようになっている(そうでないものも少しある)。半面、文は簡潔でセリフなどは自分で工夫しなければならない。空き瓶を使うもの、マッチ棒を使うパズル、がやや多い。難易度別索引付き。絵は詳細なものではないが、やること自体が複雑ではないので問題はない。

(C)
Charles Jorden's Best Card Tricks,fulves(ed),Dover,1992.
結構雑多な印象を受けるが、かなり巧みなトリックが多い。巧妙な原理や数理トリックで観客を不思議がらせたい人にはとても向いている。なお、ここに紹介された作品の多くははヒューガードの『カードトリック事典』でも読むことができる。先人の英知に触れるまたとない文献。

Classic Coin Tricks,Downs,Dover,1999=1900.
ダウンズによるコインマジックの本。「マイザーズ・ドリーム」を始め、ステージで演じるコインマジックを中心に紹介。複数のコインを一瞬で消す技法や、複数のコインを一枚ずつ消していく技法などもある。本の前半部では、ダウンズが載った新聞記事の抜粋などがある。解説は写真入り。

(D)

(E)
Easy Hand Tricks ,Longe,Sterling,2003.
個人的にはお勧めの一冊。身近な道具を使ったマジック少しと、体だけで行えるものをたくさん解説している。マジックだけでなく、ジョークを含む。偽の催眠術が特にお勧め。友人と楽しいクロースアップマジックのひと時を過ごすときに。

47 Easy-To-Do Sciense Experiments,Provenzo et.al.,dover,1989.
古典的な科学手品を解説。イラストはすべて19世紀後半の文献からの抜粋によっている。今でも行われる優秀な科学マジックのいくつかが非常に古典的なものであると知ることができる。糸電話の解説もあるところがほほえましい。

(F)

(G)
Great Rope tricks,Smith Bruce,sterling,1995.
イラスト付きでロープ(ひも)の手品を紹介。切ったりするもの、ロープへの仕掛けが必要なものは少ない。日用品を使うものはややあるが、準備しやすいものがほとんど。即席的で簡単なものが多く、重宝する。

(H)
Hocus Jokus,Charney,Steve,Meadowbrook press,2003.
子供向け解説書。トリックに目新しさはないが、「観客を笑わせる」ことを重視し、そのための演出を描くという一貫されたつくりになっている。ジョークや面白いせりふも紹介。そういったコンセプトが好きな人は読んでみてもよいでしょう。挿絵は楽しいが、あまりアテにならない。

HOW TO PERFORM INSTANT MAGIC,Marshall Jay,BaileyBros&Swinfen Ltd,1980
かなり幅広く(道具も分野も:科学マジック、パズル、ギャグなど隣接分野も充実)、日用品を用いたクロースアップマジックを解説。日用品どころか、体しか使わないマジックも解説。絵は味があると思う。演じる場やチャンスがあるとかなり楽しいマジックが多い。やや下品なものもあるが・・・。

(I)

(J)

(K)

(L)

(M)

MAGIC FOR DUMMIES,Pogue,IDG Books Worldwide,inc.,1998
「サルでもわかるマジック」。多くのマジシャンのアドバイスをもとに、写真入りで初心者にマジックを解説。空を飛んだり、壁に張り付いたりするという体を使った大技は珍しい。マジックの解説だけでなく、マジシャンの逸話(ブラックストーンが観客を救った機転のエピソードなど)や、19~20世紀のマジシャンの紹介(北方の魔術師アンダーソンやサーストン、ダニンジャーなどなど)、マジック用語ミニ辞典、各トリックの出典などまで丁寧に書かれていて、好奇心を満たしてくれる。

Magician's Tricks,Hatton&Plate,Dover,2003=1910.
古典的テキスト。クリップや、観客の選んだカードをデックから飛ばす方法など、読み込むと興味深い内容が多い。道具を使ったステージマジックや、アフガンバンドなどもある。

Magic with Everyday Objects,Schindler,Scarborough House,2000=1976.
ありとあらゆる日用品を用いたトリックをかなり幅広く紹介。メンタル、ジョーク、パズル、などの分野のトリックも多く紹介。それれほど珍しいトリックではないが、実演の心強い味方になるだろう。

Mathematics Magic and Mystery,Gardner,Dover,1956.
数学的なマジックに興味がある人は一度目を通しておいても損のない文献です。カード、面積の変化、トポロジー、計算など幅広く解説。いくつかの演じてみたいトリックに出会えるはず。

Martin Gardner's Table Magic,Dover,1998.
マーティン・ガードナー画のいくつかの作品の合本。カード・コイン・マッチ。その他日用品のマジックを解説。ジョークやパズルも含まれていて内容はバラエティに富んでいる。

Mental Magic, Gardner Martin, Dover, 2010=1999
本を読みながらその通り操作してみて、まず自分が驚いてみよう、という異色のつくり。そのあと、後ろのページで解説を読む。子供向けの本だが、一つ一つやってみると、驚けるトリックがあると思う。もとはスターリング社から1999年に出版されたものを、ドーバー社が出している。

Money Magic Tricks, Longe Bob, Sterling,2001.
挿絵によって、コインを消す基本的な技術を紹介。その後、基本的だが本格的な(トランプの下のコインを移動させるとか)トリックを紹介。パズル、ジョークも多数紹介。ただし、英語でないと意味をなさないジョークや、アメリカのお札でないと成立しないパズル(アメリカのお札の表記が必要なネタ)もある。

More Self Working Card Tricks ,Karl Fulves,Dover,1984.
技術を使わないカードマジックを紹介。電話を使うトリック、準備の必要なトリックもある。結構実用的と思う。

(N)
Now You See It,Now You Don't,Bill Tarr,Random House,1976.
マジックの重要な技法を流れのような迫力あるイラストで解説。写真より帰って分かりやすいのではないか?分野はカード、ボール、コインン、タバコ、と多岐にわたる。ボールに関しては、ここに紹介されている技術を組み合わせ、演出をつけるだけで簡単なステージマジックが出来上がるほどである。消えたボールが鼻から出るユーモラスな演出などもある。

(O)

(P)

(Q)

(R)

(S)
Smart Science Tricks,Gardner,Sterling,2004.
お勧めの一冊。水をかけると現れる文字、重力に逆らって転がるボール、など。

(T)
The World's Best Simple Bar Tricks,Douglansky,Dell Publishing,1998.
トリックは35と少な目。簡単にできるものが多い。ただ、いわゆる「バーベット」はそれほど多くない。「酒屋にあるものでできるマジック」というのがコンセプトだろう。

Tricks with your head,Mac King et.al,Randomhous,2001
題名とは少し違って、若干日用品(鉛筆とか紙とか)を用いる。あまりほかの本で見かけないトリックが多い。面白いには面白いが、品がないトリックも見られるので、観客や読者を選ぶかも知れない。

(U)

(V)

(W)
World's Best Coin Tricks,Bob Longe,Sterling,1992.
名前ほどすごくはないが、コインの技法(消したり、出したり)から、コインを用いた数理トリック、パズルなどまで簡単なものを幅広く解説。ただコインを消すだけでなく、コインをどのように再登場させるかという観点に注目しているところは、今まであるようでない。彼の本の真髄は、技法ではなく巧みさにあると思う。

World's Greatest Magic Tricks,C.B.Tounsend,Sterling,1994.
正直に言って名前負けしているような気がする。ただ、ホフマンの本からの引用や、ステージマジック(自作必要)の解説もある。読み方や興味のありようによっては面白いかもしれない。

(X)

(Y)

(Z)

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