raskiのマジックとミステリの部屋

raskiのマジックとミステリの部屋

帽子からコップに飛び移る4枚のコイン

ーー現象ーー

 テーブル上に4枚のコインがある。そのコインはマジシャンによって左手に持った帽子の中に投げ込まれる。マジシャンは右手でコップを持つ。帽子を振る。チャリーンと音がしたと思うと、コインが1枚コップの中に入っている。帽子の中には、3枚しかコインがない。(中略、後の2枚も同様にしてコップに飛び込む。)最後にマジシャンは、残った一枚のコインをポケットへ入れる。帽子でポケットをたたく。すると最後のコインもコップへ飛び込む。 
ーーコメントーー

最近ずっと練習しているマジックです。特に仕掛けのない道具を使用する点はいいのですが、帽子とコップという妙な組み合わせで道具を準備しなければならないことは、問題といえば問題です。(帽子を使うと、なんか一味違うなぁって気がしませんか?)
 また、同じことを繰り返すので、単調になるという問題があります。(原案だと、4回目も同じことをやります。しかも少し難しい技法??を使います。したがって、4枚目の移動方法を変えてみました。)そのため、帽子の振り方を変えてみたり、視線を変えてみたりするなど、変化を与える必要があるみたいです。
ーー出典、その他ーー

『Hugard's magic manual』 Jean Hugard
 おそらく私の愛読書になるであろう一冊。コインマジックの選定は悪くないと思います。
 コインマジックとコップはなぜかとても相性がいい。持ちやすいサイズによるものか、あるいは音響効果によるものか詳しいことはわかりませんが、よい組み合わせです。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: