raskiのマジックとミステリの部屋

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マジック用語集

マジック関係の用語を紹介します。できるだけ短く。載せてほしい単語があったら教えてください。手に負える範囲で対処いたします。
<あ行>

アンネマン(Annemann Theodore)  メンタルマジックの父ともいうべき人物。数々の作品を残す。"Practical mental magic""Annemann's miracles of card magic"などを著す。

イリュージョン  舞台で行われる大掛かりなマジック。人体切断、空中浮遊、人体消失など。

ウオンド  数十センチくらいの杖のこと。おまじないをかけるために主に使う。古典派の必需品。

エドウィン・サキ (Edwin Sachs)  19世紀のアマチュアマジシャン。技術や練習を重視して、"Sleight of hand "を著す。

<か行>

カード  日本で言うトランプのことです。

カップアンドボール  コップと小さなボールを使って、ボールの移動、変化、消失などを見せる。かなりの歴史を持ち、一説によると古代エジプトでも行われていたらしい。

ギャンブル・デモンストレーション  イカサマ師のテクニックを実演したように見せるマジックの総称。絶対負けないポーカーなど。

クロースアップ  ステージではなく目の前で、身近なものを使って行うマジック。

コイン  硬貨のこと。日本では500円玉を使うことが多い。

<さ行>

サッカー・トリック  失敗したと見せかけて、実際は成功してしまうという演出を持つマジックのこと。

シャッフル(シャフル)  カードを混ぜること。カードをきること。

ジョーダン( Charles Jordan)  チャールズ・ジョーダン。数多くのカードマジックを発明。また、ジョーダン・カウントという技法はよく知られる。

シルク  マジックに使われる、薄いハンカチ。舞う姿は美しい。

スライハンド  スライト・オブ・ハンドがなまったもの。手先の技術を指す。

セルフワーキング  技術のいらないマジック。数学マジックなど。ストーリーはほしいかもしれない。

<た行>

ダウンズ(T Neison Downs) 19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍したマジシャン。コインマジックの達人で「コインの王様」と呼ばれる。新聞記事にも何度か取り上げられたようである。彼の演目としては「マイザーズ・ドリーム」が有名。彼の著作は"Modern Coin Manipulation","The Art of Magic"などである。



ターベル(Harlan Tarbell)  ハーラン・ターベル。奇術大百科との誉れ高い『ターベルコース』を記す。その中で、演出方法論、奇術史、科学としてのマジックなどのテーマでいくつかの重要な論考を加えた。

ダイ・ヴァーノン (Dai Vernon)  プロフェッサーと呼ばれたマジックの達人。トライアンフなどさまざまな作品を残す。

ディーリング  カードを配ること。

テスト  メンタルマジックを行うときに言う。超能力の実験、試験という意味。

デック 一組のカードのこと。パックとも呼ばれる。

ドーバー出版(Dover Pubns) マジックの名著の復刊を多く出している出版社。ファルヴス、アードネス、ボボ、ヒューガードらの中作もここで出版。復刻されている。マジック以外の本も多く出す。


<な行>

<は行>

バー・ベット(Bar Bet) 賭けの形をとって観客を引っ掛けるもの。たとえば、10円玉をコイントスし、10の書いてある面が出たら演者の勝ち、10の書いていない面が出たら客の勝ちというような賭け。なぜなら十円玉は両面とも10という数字が書いてあるからです。酒場で行って、負けたら一杯おごれよということが名前の由来。

< ヒューガード (Hugard Jean)  ジーン・ヒューガード(ジーンではないという説もあるが慣用に従う) 19世紀中ごろにオーストラリアに生まれる。ステージで活躍したプロというだけでなく名著述家。"Expert card technique""Card manipulation"などを記す。また奇術雑誌の編集も行った。

フラリッシュ  曲芸的な演技。カードをかっこよく混ぜるなど。

ホフマン教授(Prof.Hoffmann)  本名はアンジェロ・ジョン・ルイス。従来の奇術書に納得がいかず、大著"Modern Magic"を著す。(個人的には、カップアンドボールがよい。)そのほか、"More Magic""Later Magic""Latest Magic"。また、ウーダンの本の翻訳も手がけた。

ボブ・ロンジ  Bob Longe。1928年に生まれる。ピアノやウクレレを弾くなど多趣味な人のようである。『インビジブル・デック』『ビジブル・デック』の2冊を記した。一般書としては、スターリング・パブリッシングより『ワールドベスト・カードトリックス』など多数あり。名解説。

<ま行>

マイザーズ・ドリーム 大量のコインが現れるトリック。まさに「強欲なるものの夢」というにふさわしい。

メンタリスト  メンタルマジックを演じる人。

メンタルマジック  透視、予言など超能力風の手品。

<や行>

<ら行>

リング 指輪のこと。古典奇術において1分野を形成。

ロープ  エプロンコードなど、いわゆるひものこと。『ロープマジック』高木重朗に詳しい。

ロベール・ウーダン(Robert Houdin)  フランス人で近代奇術の父と言われる。奇術を怪しげなものから楽しめるものにしたといわれる。『 king of conjurers』が伝記。彼の作品としては"Secerts of Stage Conjuring" "Secerts of Conjuring and Magic "などがある。

<わ>


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