MAGICALSTONE ~マジカルストーン~

MAGICALSTONE ~マジカルストーン~

Magnum opus STORY


序章:すべてを教えるその前に。



「やっぱ寒いな~夜で12月でもあるからな、でも今年は暖冬だったからやっと冬らしくなって来た感じだな」



ここは某県某街のとある住宅街の一角。

ふつうの街で田舎でもなければ、大都会という都会でもない。

ちょっといけば最新の集まる本当の都会もある。



そんな街の一軒のベランダに夜7時にもなるのに1人ポツンと誰かが立っている。

その背丈といでたちからして、高校生のようだ。

♪~♪♪♪~♪♪~

「おっ、やっときたな、どれどれ」

そう言いながら彼は手に持っていた折りたたみ式の携帯電話を開いた。

どうやら他の誰かとメールをしているようだ。

”おい、もしかしてノンフィクションにしようとしているのか?”

そのメールを見て、さっきまでしていたメールとは比べ物にならない位、真剣な感じの文章だった。

”そうなんだ、頼む、きっと俺の最高傑作にして見せるから書かしてくれ”

彼は後に書いてある文をそのままメールとして誰かに返信した。



数分後、またメールが送られてくる。

”・・・・・わかった、すべての事を話すよ、だけどこれはお前だから話すんだからな。

そして絶対にちゃんと書き上げてくれ。・・・それじゃ電話するから。”

そう送られてくると、すぐにメール相手から電話がかかってきた。

「おう、ありがとう誠治、辛い想いさせるけど頼むわ」

「絶対だからな絶対に書きあげろよな、俺、お前だから全部話すんだから」

そういうと、さっきメールをしていた相手”對馬 誠治”(つしま せいじ)が

その出来事を全て話し始めた








© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: