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★装甲艦アドミラル・グラーフ・シュペーGraf Spee

装甲艦アドミラル・グラーフ・シュペー最後の艦長（1938年10月 - 1939年12月17日）
ハンス・ヴィルヘルム・ラングスドルフ大佐　
Hans Wilhelm Langsdorff　

ラプラタ沖海戦で戦死した乗組員の葬儀のとき海軍式敬礼で見送るラングスドルフ艦長　

ラングスドルフ艦長の葬儀（1939年12月21日）

1939年12月19日ラングスドルフ艦長は、
自沈の責任をとりドイツ帝国海軍時代の軍艦旗を纏い拳銃自殺した。

ラングスドルフはブエノスアイレスの海軍ホテルに連行され、そこで家族や上司に手紙を書いた。1939年12月19日に彼は次のように書いている。

第三帝国の戦闘員たちが国旗の名誉のために命を捨てる覚悟があることを、私が今証明できるのは、私の死のみである。装甲艦アドミラル・グラーフ・シュペー号を自沈させた責任は、私一人にある。国旗の名誉を少しでも損ねるなら、喜んで命を犠牲にする。私は、国家と総統の大義と未来を固く信じて、運命に立ち向かうつもりである。

I can now only prove by my death that the fighting services of the Third Reich are ready to die for the honour of the flag. I alone bear the responsibility for scuttling the panzerschiff Admiral Graf Spee. I am happy to pay with my life for any possible reflection on the honour of the flag. I shall face my fate with firm faith in the cause and the future of the nation and of my Führer.

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