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にこに@ Re:もしもねずみにクッキーをあげると(06/04) まだぬいぐるみありますか? 譲っていた…
2002年12月31日
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今日は、沢山ある絵本の中でも、絵本らしい絵本を紹介して今年を終わろうかなと思います。

* * *
ロージー1ロージー2
* * *
(偕成社/著者:パット・ハッチンス わたなべしげお 訳)1975年初版

お散歩におでかけするめんどりのロージー。その後からキツネがロージーを狙って着いていきます。
ロージーは何も知らずにお散歩しているのですが、数々の障害物に邪魔されて、キツネはロージーを捕まえる事が出来ない。というあらすじです。




実は私は、絵本に文字の多いものはあまり好きではないのです。
だってあまりにも長いと、読むのが面倒になるし絵を見るひまもない。
流れるようなテンポよい文と、質の良い絵が絵本では最適ではないかと思っています。(私個人の意見です・・)
もちろん、古典といわれる童話絵本では、文字が多いのですが、それは良しとしています。
古典と言われる物は、違う場所で見て聞いているから、読むのを後にして、絵だけをパラパラと眺めてストーリーを楽しめるからです。
じっくり絵を見た後で文を読み返す、というのが私の古典絵本の読み聞かせ&自分自身の絵本の楽しみ方です。

その点、新しい物は、ストーリーが分からないので絵も文もとなり、あまり長いと飽きてしまう。
子供に見せる絵本も同じではないかと思うのです。特に新しく見る絵本は必ず次のページは何か?何か?と急かしてきます。

キツネがロージーに飛びかかろうとして失敗する場面や、蜂に追いかけられている場面などで
いっさいその説明の文がありません。でも絵が見事にその様子を語ってくれています。
そういう場面では、ぜひ!「ドタッ」とか「痛い痛い~こりごりだ~」って膝にのせて楽しんで欲しいのです。
その短い文と、流れる絵本は、色が地味などといわずに、ぜひご覧頂きたい作品です。
今でもこの絵本を眺める時に、キツネがコケル音や、小麦粉がキツネにドサっとかかる音を、心で想像して呟いてしまいます。
この絵本は、絵の質がよく流れるテンポの短い文、絵とストーリーが一体になっている絵本の名作だと思います。

★開設してもうすぐひとつきです♪沢山のメールに応援をありがとうございました。
2003年も元気に頑張ります♪みなさまもぜひ良いお年をお迎えくださいマセ。
それではまた・・・ 

偕成社より画像使用の許可を得て掲載しています。





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最終更新日  2003年12月24日 12時05分45秒
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