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にこに@ Re:もしもねずみにクッキーをあげると(06/04) 譲っていただきたいです
にこに@ Re:もしもねずみにクッキーをあげると(06/04) まだぬいぐるみありますか? 譲っていた…
2003年04月03日
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『まめとすみとわら』(岩手の民話)
昔まめたちが ながしで、あらわれてたど。
まめが コロコロ ころげて、ろばたさぁおちたんだど。
すみとわらが いて 三人で おいせまいりさ 行く事になったど。
川さ出たども、橋が掛かって無かったって。「どうしようか」って、かんがえてたらば
「おれが、はしになってやる」って わらが言っだって。

こっちのきしから、あっちのきしへ、よこたわって わらが まめとすみに「わたれ」って言ったど。
すみが 渡り始めたらば、しんに、のこり火があっで、とちゅうまでわたると、わらが もえだしたて。
すみもわらも、じゅうじゅう、かわに落っこちで、ながれでいったど。

まめは おかしがって「あはは あはは」わらってで、助けてあげなかったて。
笑いすぎて、からだが さけたて。
まめが 泣いてるとこさ おはりこさんが とおりかかって「豆殿 豆殿 どしてよ」って 
「あれあれ、からだがさけちまって、かわいそうに」って 針と糸で縫ってくれたど。
だども あわてて くろいいとで、縫ってから 豆には黒い筋が出来たんだて。
どんとはれ  

これは、北東北地方・岩手県に伝わる民話です。
囲炉裏端で語り継がれてきた、ふるさとの民話のひとつ。
民話の語りは、それぞれの語り部の語り方に違いがあります。
これは、紹介した絵本の語り(文)ではなく、私風に語ってみました





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最終更新日  2005年06月17日 16時04分33秒
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