全21件 (21件中 1-21件目)
1
畜産 従事者関連教育というものがありまして、家畜を飼育している人 または家畜を運搬する人、屠殺する人 、飼料の配達をする人、販売業に当たる人、など 畜産関係に従事する人たちを教育する制度があります。家畜を飼育している人たちは2年に1回の教育を受けることになっています。うちの健作さんも2年に1回の教育を受ける人に該当しています。オンライン オフライン どちらかの制度で教育を受けることになるんだけど,オフラインの方で今年は教育を受けてました。でもね 時々私の携帯にショートメールが来るの。うちは 牛舎を借りて牛を飼っているんだけども その牛舎の一部が、大家さん名義になっていて、その大家さんも 牛を飼ってることになってるんだよね。その方も教育を受けなければならないんだと。大家さんも教育を受けなければならないのでぜひ オンラインで教育を受けてください とのショートメールが 私に何度も来ていた。なぜ私にショートメールが来るかというと うちの旦那が私の電話番号を 畜産 共同組合に登録していたの。で 今年中に大家さん名義で教育を受けなければならなくなったのね。もうさ うちの旦那は、モバイルとかオンラインとか全然わかんないタイプの人だからそういうのは全部私に丸投げしてくるのよ。で 私に オンラインで教育を受けなきゃならないから どうにかしてと軽く言ってくるわけ。ID も 暗証番号も作らなきゃならない状態で、それをするのだったらその大家さんの名義になってる携帯電話で本人認証をする必要があると言ったらそれはまた どうにかしてくれよと言ってくる。いや、それをどうにかできるんだったら ハッキングでしょと私は思ってしまったんだけど。結局ね、27日に私休暇取ってたんでちょうどその日に その大家さんのお家に行って携帯電話をお借りして 本人認証をして ID と 暗証番号を作っていつでも ログインできるようにしました。昔は大規模な 畜産農家をなさっていて 直営で精肉店も営んでらっしゃる がっちりした体格の大家さんだったんだけど、病気をなさったのか かなり やつれたなっていうのが 第一印象でした.大家さんの携帯にも教育を受けてくれと 何度も ショートメールが来たらしくて、気になってたんだけど オフラインで教育受ける機会は逃したし、その大家さんも アナログ人間なので オンラインで教育を受けるということは想像もできなかったということで、結局、今日 オンラインの教育を受ける方がその大家さんの代わりに受けました。肩の荷が降りた 気分です。
December 30, 2023
コメント(0)
ウチの健作さんは牛を飼っている。以前は家の敷地内の牛小屋で飼っていたのだが、今は車で20分ほどの場所の牛舎を借りて飼っている。稲作もしながらの牛飼いなので、非常にハードだとは思う。で、去年生まれた子牛を同じ仕切りの中に入れて育てていた。3頭とも雄牛だと思っていたのが、この間見たら小さい子牛が生まれてたそうだ。つまり雌牛が1頭混ざっていたということ。本能の赴くままに子牛が生まれちゃったんだね。その仕切りに入っていた子牛はだいたい生後一年チョイくらいの子たち。この頃の子たちは成長が早いとか言うのは牛も一緒。生後3ヶ月位で発情し始めたりするのよ。性早熟症て訳じゃないけど、多分配合飼料にそういう成分が含まれているのだと思う。生後3ヶ月位と言うと人間で言うと何歳くらいにあたるんだろう。ま、何歳であれども親になるには幼すぎる。一応子牛は生を受けたが数日後に息絶えてしまった。健作さんも雄雌をちゃんと確認しなかったくらい忙しく過ごしているのね。うちの家族はちょっと見積もりが甘いんだよな。このくらいは適当でいいだろうみたいなフシがある。それじゃダメなんだけどね.
November 27, 2023
コメント(0)
先週の土曜日に子牛が生まれた。冬場、牛の出産を見逃すと、講師が凍え死んじゃうことがあるから要注意なんだけど、今回は健作さんがいるときに生まれてくれてラッキーだった。母牛が大きいからか、子牛もとてもでかいのが生まれた。以前、子牛が大きすぎて産道で死んじゃった子牛がいたんだけど、この牛は母牛が大きい所為か無事に生まれてきた。以前の牛の時は、私が人工呼吸までしてみたのよ。どうにかして生かせたかったから。前にブリーダーもどきをしていたときには、結構犬相手に人口呼吸してたな。羊水が鼻に詰まってしまって息ができないことが結構あるのよね。それを吸い取って呼吸できるようにしてあげたりするの。楽しかったな。そういえば、お産で気が立っちゃって自分の子供の足を食べちゃったシーズーがいたな。はじめはなんとも無かった子犬だったのに、ふと見たら脚が無くなっているの。血を流しながら。コイツは母親に向かない犬なんだな。と思った。動物でもいるんですよね。子育てに向かないヤツ。気が立っちゃって、自分の子供を踏んじゃったり噛み切っちゃったり。自分の子供を守るために周りを噛んじゃったり、蹴っちゃったりすることもあるし。今回の母牛も少し興奮状態だった。健作さんが安定剤の注射を打ってた。すぐに目がとろんとしてきて、座り込みそうになっていたな。でも母牛が立った状態じゃないと子牛がおっぱいを飲めないから立たせて飲ませた。一回か二回チャンと授乳できれば一安心。結構ちゃんと育つもの。ちゃんと育ってきているようなので安心だ。去年は5頭もの子牛が死んでしまった。(双子含む)今年はそういうことが無いようにきちんと育って欲しいものだ。
February 5, 2015
コメント(0)
本日3つ目の日記。(書き出したら、書きたいことが沢山出てきた)ウチの健作さんが出勤する時には牛小屋での作業の引継ぎをすることにしています。朝の作業は牛小屋の掃除、餌やり(配合飼料と藁、時間差でやるとこぼされにくい)、水遣り。昨日は水遣りと餌やりが私に引き継がれました。掃除はしていってくれたんですね。うちの牛小屋は3つに分かれていて、ブロックで作った牛小屋、鉄パイプをあわせてビニールハウス形の牛小屋昔、健作さんのお父さんとお姉さんの旦那さんが作ったと言う土壁倉庫を改造した牛小屋があります。土壁倉庫の牛小屋はビニールハウス製の牛小屋を通って入る作りになっています。ウチの牛は放牧型の牛小屋ではありません。一頭一頭、つながれています。日曜日に土壁の牛小屋の牛の首のロープがきつそうだったのでちょと緩めてやったということを健作さんから聞いていました。土壁の牛小屋にいるのはオスの子牛、と言っても一年近くたっているので、体重は300キロくらいになっているのかも。昨日の朝、牛の餌やりにビニールハウスの牛小屋に入ったら、土壁の子牛がビニールハウス牛小屋に来ちゃっているじゃないですか!!もうね、ビックリ。ロープにつながれているから、安心して牛の世話をしているのに300キロとか大きくなっちゃって、しかも繋がれていない牛とご対面したら、もう足すくんじゃいますから。クララがビックリして立ち上がる位驚いちゃうんだから。それで、ウォ~ウォとか、奇声を上げながら牛を追い立てて自分のウチに返しながら健作さんに電話しましたよ。大きいけど、性格は山田太郎君みたいに穏やかだったみたいです。その牛。健作さんが来たら、すぐまた繋がれていました。でも、こういうことがあると、やっぱり家で牛を見た方がいいのかなあと思い始めます。ウチの健作さんのことですから、私が働きに出た後牛に何かあったら、絶対何か言ってきそうですもん。『俺はお前の稼ぎなんて当てにしていなかった、 お前がはした金を稼いでくる間に牛がこんなになってしまった。』と、絶対に言って来そうじゃないですか・・・・・・。と言うわけで、いろいろ考える私なのでありました。
December 17, 2014
コメント(0)
韓国で飼育されている韓牛はすべて通し番号がついている。クィッピョー(耳標)といって識別番号が耳についている。右側は大きいクィッピョー、左側はとっても見にくい小さなクィッピョー。ピアス方式でつけるの。牛が生まれると、蓄業組合に出生申告をするの。そのときに識別番号が決まる。まだ生まれて間もない子牛にクィッピョーをつけるのよ。バチンと。それでもとれ安いのよね、これ。今回、問題になった牛は大きいほうのクィッピョーが取れてしまい小さいほうだけが残っていた。小さいほうだけでも残っていると普通は大丈夫なの。売却するときに番号が確認できればいいから。で、今回、その牛人工授精をする時期になり識別番号の確認をしてみた。韓牛履歴制度というサイトに識別番号を入力すると、飼育主、出生年月日、ブルセラ感染などの情報が得られるのだ。それで、小さいほうのクィッピョーの番号を確認して(隣に行って耳ひっくり返して番号を確認したよ)入力してみたら、あら不思議。飼育主が健作さんの名前じゃない。しかもメスなのに去勢牛ってなっている。(オス牛は肉質改善のために去勢することがある)飼育主の名前を見ると、うちからオスの子牛を飼っていった人の名前になっている。売却後の名義変更のさいに識別番号の手違いがあったんだなあ)ということが推定される。健作さんにきちんと説明をして蓄業組合に人に確認するように言っておいた。うちは牧場主が健作さんになっているので、健作さんに行ってもらわないとね。小さいクィッピョーしかないから何か手違いがありそうで不安だったのが的中。そういう悪い予感は何で当たるのだろう。何か起こる前でよかった。そういうことで今日二つ目の日記でした。
October 22, 2014
コメント(0)
日曜日、子牛が生まれた。 双子ちゃんだった。 一頭生まれたけど、母牛の様子がおかしい。 普通、お産が終わると「あぁ、すっきりした」って感じで立ち上がったり、すぐに自分の子供の様子を窺うかするんだけど、それがない。 なんかまだ、お産が続いている感じ。 案の定、再び破水。 それでも、まだ信じられなくて様子見の私。 しばらくしたら羊膜に包まれた足が出てきたので、そこで畑に行ってた健作さんに報告。 近所のやもめのおっちゃん(そのおっちゃんの暴力がもとで奥さんが出て行った)と世間話をしてた健作さんもあわてて駆けつけてくれた。 二頭目は逆子だった。 双子だったのが幸いしたのか、逆子でも無事生まれてくれた。 すごく小さかったのよ。 母牛は初産。 双子だって分かってたらもっと餌を沢山食べさせるんだった。 初産の牛の場合、胎内で子牛が育ち過ぎると出産の時、骨盤が外れたりするリスクがあって、餌の料を調整したりするのだ。 双子の場合、母体にも大きな負担になるため子牛共々おじゃんになってしまう事もあると言う。 あんまり双子達が弱っていたので獣医さんに来てもらった。 栄養剤の点滴と輸血をしてくれた。 牛用の輸血用血液を持ち歩いている訳じゃない。 輸血用キットを持ち歩いているのである。 牛は血液型関係なく一度は輸血できるんだって。 そこらの牛から大人しいのを選んで首の太い血管から採血。 ストレス受けやすい牛や、気性の激しい牛だと、血液が固まったりするんだって。 点滴&輸血でなんとか持ち直した双子達。 健作さんがその後、二度ほど授乳。 うまく育って欲しいものである。
September 2, 2014
コメント(0)
どうしてこのタイトルなのかは、私のクチからは言いません。ウチの牛で足を怪我したのがいたのね。これはずいぶん前。私は発見したときから、ずっと健作さんに言ってた。「4番目のしきりにいる牛が足が麻痺しているみたいだから、気をつけてみていてね」と。。しばらくは不自由そうに立ち上がったりしていたのだが、立ったはいいが歩けない。後ろに後ずさってばかりで餌代から遠ざかるばかり。終いには倒れこむようにして座る。そのときにもう片足も傷めた模様。ついには立ち上がれなくなった。健作さんは何日も前に立ち上がっおたのを見ていて、それで大丈夫だと思い込んでいるフシガあるので念のため、「アイツ又立ち上がれなくなっているよ」と言っておいた。そして、起こしてみようということになった。どうやっても立ち上がれない牛。結局、処分することにした。正直、健作さんに対して腹が立っていた。私が、足を怪我して不自由にしているよといったとき早くに獣医さんを呼んでいればこんなことにはならなかったと思うのだ、。でも、何度も言ったのに私の言葉を右から左へと流していたんだね。で、昨日は思い通りに態上がらない牛に対して、イラついている健作さん。「私はアンタにイラついているんだよ!!」と思ったとおりにクチに出したら修羅場になるのはわかってるのでかる~く、「もっとはじめのうちに治療していけばよかったんじゃないのかな」と言っておいた。まあね、対処が遅れた事に対しては、反省もしているでしょうから。昔はそういう牛を家でほふったりと言うこともあったらしいが、今それをやると500万ウォンほどの罰金だ。と殺場の人に牛を持っていってもらった。こんな感じなのに、私が日中牛を見ていてもこんな感じなのに外で私が働くことになったらどうなるんだろう・・・・・一抹の不安を覚えたりするのであった。
March 11, 2014
コメント(2)
この前のこと。恒例の牛の水遣りでドジった。浅いゴム長をはいて水遣りをする。ホースを水入れにあてがっておいて水が満杯になるまでほっときながら、ワラをあげたり餌をやったりして時間の効率化を図る私。ま、気が短いのだと思う。ホースが水入れからずれてゴム長に水がじょぼじょぼを入り込んだ。げ、冷たいなあ。と独り言を言いながらホースを拾おうと屈み込んだ。。。。。。コンクリートの餌台にゴンっと頭をぶつけてしまった。痛い。。。。。と、また独り言を言いながらぶつけたところに手を当てようとすると。。。。。。今度は手にはめてた軍手に引っかかってたワラが目を直撃。ちくっと、くさっと。一瞬にして、3段攻撃を受けた気分。私は何と戦っているのか?ながら作業は危ないんだよなあ。しみじみ思った日であった。
February 4, 2014
コメント(0)
昨日,ウチで一番デカイ牛を売った。牛を売る時にいつも仲介にたってくれるチュンリョルさんは,精肉店の味方。いつも私たち畜産農家から少しでも安く精肉店に売ろうとする。自分たちも畜産農家なのにね。昨日はうちの牛が予想以上にでかかった。私たちはこの牛は700キロ以上だと見込んでいた。チュンリョルさんと精肉店の人は680~700くらいと見積もっていた。出荷の折の牛の重さはどうやって量るか。トラック用のでかい秤があるのだ。はじめは牛ごとはかって、牛をおろして、今度は車だけ量る。差額が牛の重さになる。はじめに牛ごとトラックで測りにあがったとき、精肉店のおじさんの顔色が変わった。『重すぎる』と言うのだ。だから、700キロ以上だって言ったじゃんよ~。と健作さんと私は心の中でつぶやく。結局は755キロ。私たちが今まで牛を飼っていたうちで最高記録の重さだ。そうしたら、精肉店のおじちゃんがごねだした。体格のいい牛の場合、骨ばかりが重いので、肉があんまりでないのだと言うのである。そんな事言ったって、約束は約束。キロ当たり7800ウォンで売ることに。でも、750キロで計算して支払うかもしれないなあ。今後も牛を売っていくためにはコチラがサービスしなくてはならない部分もあるので、仕方がないかもしれないなあ。骨格が大きい牛なので、骨ばかりだ、肉がついてないと今回は言いたい放題だったチュンリョルさんと精肉店のおじさん。次にそんなことを言われないためにはどうすればいいか。今回売った牛の生んだ娘がうちにいるのだ。母牛そっくりで、これまた大きい。隣の2回出産した牛より、一頭めを妊娠している娘牛のほうが大きいのだ。これを売るときにまた、骨ばかりでかくて重いと言われそうなのだ。そうならないためには、太らせるしかない。母牛が750キロだったら、もうね、800キロとか850キロくらい太らせるしか道は無いと思うのよ。そうしたら、骨も立派だが、肉も充分ついていると言われると思うの。ま、チュンリョルさんと精肉店のおじちゃんたちはどうやっても何かしらあげ列ねてくるl。まるで、嫁いびりをする姑たちのようなのだ。そうそう、今回売った母牛の頭を買うことになった。普通の牛は8万ウォンなのに、でかいから10万ウォンだって。それをゆでるためにでかい圧力鍋を買うことにした。四つに割ってくれるとは言うんだけどね。普通のなべでゆでたら、何時間もかかるからね。圧力なべのでかいのでゆでちゃう。 精肉店のおじちゃん、私と健作さんとまじまじ見て『なんか似てますよね、夫婦は似ていくって言うけど』って言ってた。似てるかな?どちらかと言うと、健作さんは私の母方の顔には似ていると思う。私は父似何だけどな・・・・・・・
January 20, 2014
コメント(2)
今週のウチに牛を一頭売るつもりであった。今は牛の値段が上がって、一キロ当たり7500ウォンすると聞いていた。いつも牛を仲介してくれるチュンリョルさんに。前よりは値段が上がったから、イイよねって、私と健作さんも思っていた。そしたら、健作さんのお店にお肉屋さんが来て言うには。『今、牛の値段が着ろあたら8千ウォンだよ。』お肉屋さんの言うことだもん、間違いないよね。それで健作さん、今週中に買いに来ると言うチュンリョルさんに電話をしてみた。健作:『いつ牛を売ってくれるんだい? 店に来たお客さんがキロ当り8千ウォンって言ってたけど』チュンリョルさん:『・・・・・・、わかった。来週8千ウォンで売ってやるからな・・・』と言う返事だったとのこと。つまり、7,500ウォンで、安く売ってやると馴染みのお肉屋さんに口約束をしていたのが、(私たちの牛を安く買ってやると言いくるめていた)価格を安く提示していたのがばれたので、8000ウォンで買い取ってくれるお肉屋さんに仲介すると言うことですね。まったく、こっちだって生活費もかかっているんだから、お肉屋さんの方ばかり持つチュンリョルさんには参っているんである。
December 26, 2013
コメント(0)
チョンチェボリ(麦が付いたままの麦わらを韓国語でこう言います)を食べさせた時、ただの藁を食べさせた時より、どれだけ配合飼料が節約できるかという記事が農民新聞に載っていた。藁と配合飼料の場合、配合飼料は6キロ。麦わらをたすと、配合飼料は5.4キロ。一割減である。しかも肉質は麦わらをあげたほうがよかった。この結果をどう見るか。ウチの健作さんはあんまり節約にならないと判断したんだけどね。でも、私は単純に考えて説明してみた。ウチのではつないで牛を飼っているため放し飼いの牛より飼料は少なくかかる。でも、出荷するまで280個ほどの飼料がかかるといっていた。それが、30個ほど少なくなるのだ。浮いた分は私たちの儲けじゃないか。飼料ひとつ、一万ウォン近いです。20~30万ウォンは一頭当たり浮くことになる。一頭あたりで計算すると、そう節約にならないかもしれないが、数が増えると、かなり差が出てくると思うのだが。ウチは30頭くらい飼っているので、かなりの差になるのだ。これを噛み砕いて説明すると、健作さんも「ああ、かなりの差が出るんだなあ。」と納得していたようだ。経費削減は成功の第一歩。稲作もしたいといっている健作さん。その時には冬季に麦も植えて、経費節約に頑張ってほしい。面倒くさいと楽な配合飼料にだけ頼っていたら、FTAでオーストラリアの牛に負けてしまう。マメな者だけが生き残る。牧草を刈って来いとまでは言わないが、なるべく経費削減に頑張ってほしい。牛飼いを辞めたくないんだったらね。
December 13, 2013
コメント(0)
この間、飼っている牛の一頭が発情したんだよね。(牛は妊娠していない場合、20日おきに発情します。)発情すると、本能の赴くままに行動してしまう牛達。すごいんですよ。隣のメス牛に乗りかかったりします。ウチは牛をつないで飼っていて、一頭ごとに、パイプで境を作ってあるんだけどね。それを乗り越えちゃったりするんだよね。何年か前はパイプに脚を引っ掛けてしまってもんどりうったまま一晩明かした牛がいた。パイプをはずした時には息絶え絶え。なんとか、数時間後には回復していた。一度ホントに死んじゃったこともあった。パイプに引っかかったまま、死んでた。そういうわけで、牛飼いは神経を使う。今回はパイプは無事乗り越えたんだけど、一頭用の狭い場所に二頭。狭そうな場所で餌を食べている。しかもそこはいつも子牛達が餌を割り込んで食べる場所。狭くなった場所で子牛まで餌を食べている。そうこうしている内にじたばたもがく子牛。母牛たちにとってはパイプの高さは脇腹の程度。子牛にとっては首の位置。パイプと母牛(なんだか、オバちゃん牛なんだか)に首が挟まる格好に。もう私、ビックリしちゃって。首を挟ませた母牛をがんがんたたいて子牛を助けたよ。死なれたら一大事。あのままほっといたらどうかなっていただろう。牛飼いの苦労は続く。
December 13, 2013
コメント(0)
昼と夕方の牛の世話は私の仕事。牛の餌やりと、牛小屋の掃除が主な仕事。他に、血液検査依頼の電話と、その手続き、人工授精時の手伝いとかも私の仕事。それはいいが、牛小屋の掃除ってぶっちゃけ、牛糞の片付け。ホークとシャベルを使って糞を寄せ集め、リアカーにつんで小屋の外に運び出す。結構な重労働。そして、ある程度大きくなった牛はロープにつないで飼っているけど子牛は母牛たちの後ろで放し飼い。小さいうちは筋力をつけるために放し飼いのほうが良いらしい。いま、育ち盛りの子牛たちがパッパカパッパカ走り回っていて掃除の途中に立てかけておいたホークやシャベルを倒していく時がある。そうすると、私たち人間がつかむ棒の部分に糞が付くんですよ。軍手をして作業をするけど、ちょっと嫌なのね。と、ココまで説明。この前は、リアカーを運び出すとき、ホークとシャベルを倒されることが多いので、まず、シャベルとホークを定位置に戻しに行ったんだよね。ガシャーンと、なんか不吉な音がした。子牛3頭がなんと、牛糞が沢山積まれたリアカーをひっくり返していたのだ。作業のやり直し、『もう!!』と声を荒げながら、仕事をしたのだが、子牛たち、私に怒られると思って端っこでじ~っとしているじゃないか!顔色を伺っているのが目に見えて、おかしくなってしまった。牛も人の目を気にしたりするのね。私が牛の糞をまたリアカーにつんで運び出したのち、子牛たちはそろそろと動き出した。だから、牛飼いは辞められない・・・・・・
December 10, 2013
コメント(0)
と、意味深なタイトルをつけてみる。昨日、牛を売ったんですわ。ベイラーを買ったため、お金が足りなくなってしまったんですね。(ベイラーとは藁を束ねる機械のことです。円筒系に束ねるベイラーと四角に束ねるベイラーがあり、ウチは四角タイプを買いました。)中古で、運転する人が未熟だからから故障は度重なるし、牛も売り時だったらだけど。いつも、牛の仲買をしてくれるチュンリョルさん。良心的だと思っていたよ。でも、いつからか、変わってきた。ウチは母牛を主に買い、子牛を生ませて少しずつ増やしてきて、今の31頭になったわけだけど、オス牛が生まれると、子牛のウチにメス牛と交換したりするんだよね。今の相場では、オス牛のほうがメス牛より高いから、同じ価格だったら、メス牛のほうが大きい牛になりがち。でもチュンリョルさんは、いつもオス牛より小さいメス牛を用立ててくれる。コチラは釈然としないものがある。チュンリョルさんの田んぼをいつか買って、農場をする予定でいたから、釈然としなくてもそれに従ってきた、私たち。でも今回はまた違った。昨日売った牛はキロ当たり7000ウォンで売ったのだけど。蓄協のおじさんからきいたら、今の相場はキロ当たり7500ウォンだそうじゃないか!!蓄協(人工授精師の)おじちゃん曰く、『チュンリョル氏は昔と変わってしまった』んだそうだ。いろいろあくどいことをしているらしい。まだ、売る牛は3頭ほどいるのだけど、今度は蓄協に売ろうかと言っている健作さん。500ウォンの差だと、一頭600キロと見て3万ウォンくらいしか差は出ないのだけど、でも私たちにとって3万ウォンは大きいのだよ。※馬鹿ですね、私。30万ウォンですよね。世知辛い世の中だ。
November 12, 2013
コメント(2)
今日は、忙しい日だった。ひーちゃんの通院。ハル君の通院。と藁を束ねる機械の搬入。この機械をベイラー(またはベーラー)と言うのをはじめて知りました。この頃は大規模な畜産農家が増えてきているので、丸い大きな(まるでマシュマロの大さまのような)ベイルを用いる農家も多いのですが、ウチは、四角い小さなベイル用のベイラーを中古で購入しました。機械で、束ねた藁をベイルと言うのを今日初めて知った私。私が嫁いできた頃は(16年前)、ベイルなんて見ませんでした。みんな手で束ねていたの。農家のおばちゃんたちのアルバイトだったのよね。10人一組くらいで、一反の田んぼの藁をいっせいに束にしていくの。あっという間に。コロコロと動きながら、一反一反の田んぼがあっという間に束になってつまれていく。私ひそかにそのおばちゃんたちを「ワラワラ隊」を名づけていたの。「ワラワラ」と群がって、「藁」を束にしていくんだもん。見ていると笑いがこみ上げてくるくらい早いし、面白い情景だった。それも今では見られない光景だな。私が牛を買い始めて、何年かしてから四角のベイルが登場して、今では円形の大きな丸いベイルの時代になった。四角のベイラーははやらない時代なのよね。でも、ウチはまだ30頭代の小規模の畜産農家だし、四角のほうが扱いやすいので、コチラに。藁を束ねる機械を持っている人って少ないのよね。牛飼い達はみんな、その機械を持っている人にベイルの依頼をするのよね。ウチも去年まではそうだった。去年まで四角ベイラーを扱って藁を束ねてくれていた人が円形ベイラーに乗り換えてしまったので、直接束ねることにしたのよ。農家の仕事の合間にベイルの仕事をするって言うんじゃないんだって。農家の仕事よりベイルの仕事のほうが、収入がいいんだって。ベイルの仕事をしている人の奥さんに直接聞いたことがある。土曜日に、チュンチョン道まで、健作さんはそのベイラーを買いに行っていた。それが今日届いたわけ。一緒に藁を束ねる農家のところまで運ぶのを見届けたよ。その人の家ではトラクターがあるからね。束ねるのはその人がすることになる。ウチの藁を束ねてもらう代わりに自分とこの藁も束ねるから、両方損ではないもんね。それで頑張ってもらわなくては。。。。。
October 7, 2013
コメント(0)
今年7頭目の子牛誕生である。またオス牛。オス牛ばかり5頭目。今年の子牛は私が飼料を控えめにあげていたせいか、なんか小さめのが多かったのね。今日は夕方遅めに牛の世話に牛小屋に入ったら、生まれたての子牛がいた。すぐに健作さんに電話をして、子牛が生まれたことを報告。今年は知らない間に生まれていることが多くて、しかも安産でとっても感謝。牛を飼うことは、はっきり言って計算が合わない。投資した分戻ってこないのが現実。でもね、こうやって子牛が生まれたりするとやっぱり牛飼っててよかった~って思ってしまうのだ。
September 17, 2013
コメント(0)
今年も牛達の出産シーズンが始まった。先週の水曜日の朝に一頭。昨日の土曜の夜に一頭。今は子牛は2頭だけど、今年は妊娠中の牛が10頭以上いる。無事に育つと10党以上牛が増えるんだよね。(途中で売る牛もいるだろうけど。)生まれたばかりの子牛はかわいい。小鹿ちゃんみたい。とても華奢で折れそうな感じで。『ああ、守ってあげたい』って思ってしまう。水曜日に出産した母牛は子供をきちんと育てているけど、土曜日の夜に出産を終えたばかりの母牛はちょっと気が立っている。子牛を踏んだり蹴ったりするといけないので、身動き取れないようにと、健作さんが脚を縛っておいた。当たり所が悪いと死んじゃうからね。24時間見守っている訳ではないので、ある程度の予防線は張っておかないと。。。。。小鹿ちゃんだった子牛も一週間も経つと足元もしっかりしてきて、どっしりとした構えになってくる。『やっぱり牛だったのね』とうなずいてしまう私。みんな無事に育つと良いなあ。
May 19, 2013
コメント(0)
牛小屋で、ネズミ避けに猫を飼っている。元々は、ウチの庭に生み捨てられたかわいそうな子猫だった。母猫って一番弱く、生きられそうにないと判断した子猫を捨てて行ったりするんだよね。そうじゃないと、他の子供たちも生きられなくなるかもしれないから。と言うわけで、母猫がその子猫を置いていって、丸一日立ってから、私が引き取り飼う事にした。シャルシャルと名づけたのはウチのひーちゃん。彼女の猫の扱いが荒くて、『サルサル マンジョヤデ(そうッと扱いなさい)』とたしなめていたら、それが猫の名前になってしまった。サルサルという発音がひーちゃんはシャルシャルになってしまうのだ。シャルシャルの悲鳴が聞こえる時があった。ひーちゃんがシャルシャルの首根っこを掴んでいたり。。。。。そのたびに私がたしなめていた。ひーちゃんが報復にあうか、シャルシャルが犠牲になるか・・とハラハラする毎日。そのうちにシャルシャルが大きくなったので、牛小屋に移した。それでもひーちゃんはシャルシャルが大好き。他の猫を見ても、シャルシャルと呼んでいる。私の豹のマークが付いているセーターに『シャルシャルにご飯上げなくちゃ』と、ひーちゃん。おもむろに豹の口元にご飯粒をくっつけてくれた。ウチの猫シャルシャル、 ひーちゃんの数少ないお友達である。
March 1, 2013
コメント(2)
いえ、帯状疱疹でお兄さん一家にお世話になっているって言う話じゃなくってね。うちの牛たちの話。今、ウチには母牛のおっぱいを飲んでいる子牛が5頭いる。そのうち、4頭は生まれた日にちも結構近い(しかも同じ牛小屋)。そして、一番最近に生まれた子牛の母牛は育児拒否状態。気が荒くてね。子牛を蹴っちゃうの。子牛も小さく生まれちゃったもんだから、一蹴りされたら一たまりもなかろうと健作さんはミルクで育てようとした。そしたら、別のオバちゃんのおっぱいを飲んでいるのよ。その牛小屋にいる母牛は4頭。うち、一頭は背が高くて自分の子牛にだけおっぱいを飲ませている。そしてもう一頭は育児拒否。残りの母牛は2頭。この2頭が3頭の子牛を育てている状態。去年は一頭が育児拒否しちゃって双子を育てるように一頭の母牛が頑張ってくれたわけだけど、今年は2頭の母牛が3頭の子牛を育ててくれている。私たちとすれば非常に助かるわけ。ミルクで子牛育てるのって、ほんっとうに大変なんだよ。これが、気の荒い母牛一頭だけを飼っている家とかだったら、有無を言わせず、ミルクで育てることになるのだけど、複数いるから、勝手に育ってくれる。まったく、牛の世界ってすごいよね、見習いたいくらい。
July 28, 2012
コメント(0)
ご存知の方も多いが、うちは畜産農家である。今は20頭前後と少ないが、後々増やしていく予定だ。牛の餌は配合飼料と藁。牛の飼料の中にとうもろこしが入っているのだけど、それを狙ってねずみがやってくる。さすがげっ歯類。飼料袋に穴を開けてとうもろこしを食べていくんだよね。そうなると、穴が置いたところから飼料がこぼれて、結構面倒くさいことになるんだよね。ウチの健作さん、ねずみを捕まえようと猫を買ってきた。ウチの扶安では4日、9日に市が立つ。一万ウォンを出して猫を買ってきた。猫が逃げるといけないのでつないでおいた。もちろん、買ってきた動物拾ってきた動物には餌をやらない健作さん、世話は私に任せっきり。子猫と言うか、まだ小さいうちに買ってきた猫だったが、今ではかなり大きくなった。家に入り浸っていたノラ猫ちゃんと縄張り争いをするくらいになった。そんで、飼料袋は破られなくなったのかって?結果は一緒だった。ネズミは飼料袋付近に出なくなり、牛の糞に消化されずに混じっているとうもろこしを食べるようになったようだが、相変わらず飼料袋は破られている。猫がつめを研ぐんだよね。バリバリと。盲点だったよ。(気付けってなあ。)でも、健作さんは自分が猫を買ってきたから何も言わない。私がご飯を上げているので、私にだけなついている猫ちゃんだ。
April 3, 2012
コメント(0)
タイトルは深刻だが、実はこれ、ウチの牛の話。ウチは、実は韓牛という牛を飼っている。今、現在は22頭。増やして、50頭~100頭を目指している。9月のはじめ、ある牛のお産があった。牛の妊娠期間は10ヶ月。人間とほとんど変わりがない。出産してから、牛は気が立っていることが多い。自分の子供を蹴り倒してしまう牛もいる。打ち所が悪い牛は死んだりもする。飼い主としては、母牛をなだめながら、子牛が無事に乳を吸うまで誘導しなければならない。乳が張ってしまうと、吸うのも吸われるのも一苦労。一度軌道に乗ってしまうと、子牛は順調に育つのだが。。。(用は、嫌がっても何でも子牛が喰らい付いて乳を飲むか、そして母親が観念してしまうか、にかかっているのである。)ところで、その牛は最後まで子牛を足蹴にしていた。ウチの健作さん、粉ミルクで育てなくてはならないのかと、牛用ミルクを買ってきた。2~3日後、隣の牛がまた出産した。とたんに問題が解決した。隣の牛が乳母をかってでたのである。というか、勝手に子牛が自分の母牛を差し置いて、隣のおばちゃん牛の乳を吸い始めたのだ。牛は、それぞれの性格によるけど、隣のおばちゃん牛はおおらかだった。今、おばちゃん牛は双子の母をしている。やつれないように飼料もたっぷり与えている。
September 30, 2011
コメント(2)
全21件 (21件中 1-21件目)
1