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2015年08月28日
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カテゴリ: トピックス

1982年公開の萩原健一の主演作映画
誘拐報道 をご存じですか。

覚えてますか。

“幻の傑作” 萩原健一の主演作
誘拐報道 (1982年)が
初DVD化
▼▼▼


1980年に発生した「宝塚市学童誘拐事件」を

題材に映画化したサスペンスです。

実際の誘拐事件を

読売新聞大阪本社社会部が取材した

ドキュメントが原作の
サスペンス映画
誘拐報道



双方の不幸を見事に描いた映画です。

誘拐した犯人側の家族、

被害者側の家族、

さらには警察と報道機関の間で交差する

それぞれの思惑までをも描き、

事件のやりきれなさが迫りくる傑作です。

主演の萩原健一は役作りのために

10キロ減量して、

追い詰められた誘拐犯を

鬼気迫る演技で表現しています。


本作の見所は、

やはりなんと言っても誘拐犯の萩原健一が、

だんだんと追い詰められていく様が実にリアル。

何も知らずにその犯人を父親として慕う女の子や

派手さの微塵も無い、

素の奥さんを演じた

小柳ルミ子が哀れでした。

萩原健一の娘役で

おそらくこれが本格デビュー頃だったと思われる

高橋かおりが、
本当にかわいかったです。




いつも夢を追いかけててやがて

その追いかけているという姿勢に

安住していってしまう男ショーケンと、

夢を信じていない妻小柳ルミ子との夫婦に

実にリアリティ感があります。

ラストシーンは泣けました。

ああこられては、もう無条件です・・・

ラストの宅麻伸が演じるカメラマンの選択にも

少し、救われたような気がします。




当時、

誘拐事件の 報道協定破り があり、

社会で問題になったことが映画の背景にありました







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最終更新日  2015年08月28日 13時41分42秒
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