三崎真琴の「ぼちぼちいこか」

三崎真琴の「ぼちぼちいこか」

盲導犬





 ポカポカ陽気に誘われて、盲導犬訓練センターの見学会に行って来ました。

 見学会は大変盛況で、子供連れだけでなく、いろんな年齢層の方が来ておられました。会場の椅子席がほとんど埋まっていたので驚きました。

 職員の方が、説明の中で

「ここに来られているほとんどが犬好きの方だと思いますが、盲導犬が歩いているのを見た時、犬の姿を目で追うだけでなく、視線を少し上に向けて、一緒に歩いている視覚障害者の方が何か困っておられないか、そちらに注意を向けて下さい」

 と言われたのが、大変印象的でした。

 そりゃ、そうやで。
 盲導犬が何のために歩いているかと言えば、視覚障害者のパートナーとして、ですもんね。
 「盲導犬、賢いなあ」
 で終わったらアカンわな。

 また、
 主人が、そこにいるのを忘れるくらい、「じっとしているのが苦にならない性格」の犬が盲導犬に向いていて、その「性格」を判断するために、その犬の両親がどんな性格かも知る必要があるそうです。
 なので、家系の分からない犬を突然盲導犬に育てる、ということはないそうです。

 知らんかった~。

 職員の方の話の後、盲導犬の歩行訓練の実演がありました。

 盲導犬は、常に視覚障害者の左側にぴったり着いて歩きます。 

 上りの段差では、前足を段差の上に乗せて止まり、
 下りの段差では、段差の前で立ち止まります。

 さすが、訓練が行き届いています。

 でも、この訓練も、犬にとっては「人間に誉めてもらえるための楽しい遊び」なのだそうです。

 よく散歩で見かけるラブラドル・レトリバーより、訓練センターの犬たちは、とっても賢そうな顔に見えました。



(2002.3.9)

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