ままくんカフェ

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March 8, 2016
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カテゴリ: ロシア
あまりにも違う社会風習〜モスクワでベビーシッターの4歳児を殺害し頭部をかざして捕まったウズベキスタン移民女性「民主主義は大っ嫌い!息子3人はコーランを読まないから殺しても構わない」

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2016年2月29日付のロンドン発の『ヴィヴァ・チャーリー!』誌
ジハード・ナニー(ベビーシッター)『気をつけないと大変なことに!』

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風刺画:左に今回の事件の女性が「私は民主主義大っ嫌い!」と言って女児の頭部をかざしているものの警察も治安隊も見向きもしません。
右には「公正な選挙を!」というポスターを掲げた市民が。即座に治安隊が駆けつけ「敵を見つけた。血祭りにするか?」と治安隊。警官は銃をこの市民に向け「もういい加減にしろ!逮捕だ!」と迫ります。政権批判には敏感な治安警察は、極悪殺人には見向きもせず逮捕までに1時間近くかかったという事実を風刺しています。


ウズベキスタン移民女性が違法労働でベビーシッターをしていた家で身障者の4歳女児を殺害、頭部を切断しモスクワ中心のオクチャーブリスカヤ地下鉄駅の出口付近をもうろつき「私は民主主義は大っ嫌い。私はテロリストよ。自爆してやる!」と叫んでいたにもかかわらず警官が駆けつけたのが1時間も経ってからでした。

この女性は過去に精神分裂症で入院、病歴を隠してモスクワで仕事を探し、知人を通じて今回の過程でベビーシッターをすることになりました。

この女性のウズベキスタン在住の父親がインタビューに答えていますが、あまりにも社会風習が違いすぎることに愕然とします。
グローバルがいいのか、それとも似通った社会で固まって塀を作っている方が良いのか考えさせられました。

ベビーシッター、ウズベキスタン女性の父「娘は幻聴を聞いて、幻覚で『血が見える』と話していた。」
NurKz

モスクワで「アラーに命令された」という理由で女児殺人、頭部切断事件を起こしたベビーシッター、ギュリチェフラ・ボボクロヴァの62歳になる父親バフレトジン・トゥラエフ氏はガゼータのインタビューに答え、「娘には宗教的な動機はないし、ベビーシッターとしても経験がなかった」と述べました。
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逮捕された直後、ボボクロヴァの長男で19歳になるラフマチロがサマルカンドで逮捕されています。この長男はモスクワで生活していたものの11月末にウズベキスタンに帰郷していました。

「私どもは娘にモスクワに行って欲しくなかった。なんとかやめるように説得、『ここでは仕事は見つかるが、モスクワではお前には何の仕事もない。』と言ったのです。すると娘は『ここは退屈。モスクワには”娘”もいる。』と答えるのです。私どもにしばしばモスクワで面倒を見ている女の子の写真を見せていました。この女の子がいないと寂しいし、サマルカンドでは何も面白いことがない、と話しておりました。」

ギュリチェフラには3人息子があり、長男ラフマチロはすでに19歳。父親と暮らしていました。2002年に娘が精神病院に入院した直後に夫に引き取られました。精神病院から退院した後、夫は離婚を要求、子供はすべて夫が引き取りました。

娘は妙な言葉を口走るようになってしまいました。幻覚があり、人の話を全く耳に入れず、手に負えなくなったのです。
それに記憶も突然失ってしまいました。娘をなだめたのですが、ただ『怖いわ、お父さん!』と繰り返すばかり。それでなんとか病院に連れて行って、そこで13日間入院していました。その後に退院。2週間ほど自宅におりましたが、また突然ぎょっとするようなことを言うのです。
『血が見える!』と言うのです。恐ろしくなってまた病院に行きましたが、今回は別の精神病院に行ったのです。そこでまた入院。
3日後に病院から連絡があり、『娘さんは亡くなりました』と言うのです。なんの説明もないのです。
その後にまた連絡があり『娘さんは脳血栓があったのですが、今は大丈夫です。元気です。』と言われました。処方箋をもらい、薬局で薬を求めました。この薬を長らく飲んで、再び娘は正常になりました。」

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ボボクロヴァが入院していたサマルカンド精神病院はガゼータに答え、「ボボクロヴァが入院したのは1回だけです。2002年に診察していますが、その後一度も診療していません。来院しませんでしたし、この病院で彼女に対する苦情とかもありませんでした。」と述べています。

次男は18歳で、観光業を学ぶ大学に在学中。ボボクロヴァは次男の面倒を1年半見ています。ボボクロヴァは取り調べに対し、「次男を取られた」と述べています。

「夫の妹夫婦には子供に恵まれなかったのです。とても子供が欲しかったので非常に苦にしていたのです。それで力になりたいと思い、この次男を養子にとその夫婦に渡すことにしました。
ギュリチェフラは文句を言いませんでした。息子がきっと自分を母親だとわかってくれると思ったからでしょう。
三男は2000年に生まれ、私どもと住んでいます。学校で学び、職業学校に進むことになります。
ギュリチェフラはモスクワに行き、この三男のために働きました。仕送りしてもらったお金で三男の上着や靴を買い、そして三男のための小さな一軒家も立てました。娘が一生懸命働いたお金でできたことです。

ウズベキスタンでは、職業学校を終了したら、もう嫁を取る年頃。嫁をもらうには、自分の家が必要なのです。それで娘は頑張って働いたのです。

娘が初めてモスクワ行きを計画していた時、私は家内と一緒に どこにもいかないように、なんとかやめるようにと説得しました。
娘の学歴は結局10年生(日本でいうと中卒)止まり、それ以上の教育は受けていません。卒業後すぐに嫁ぎ、子供を産みました。夫と畑を耕してジャガイモ、トマト、リンゴを育てました。
私はとにかく娘に『モスクワに行っては絶対にいけない』と禁止したかったのですが、すると娘は凶暴になり、私にも手をあげて、家内にも暴力をふるうと言いました。『わかったわかった、今のは冗談だ。』と言って落ち着かせると、娘は出て行ってしまいました。」

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ギュリチェフラは長らく野菜市場で働いてそこでネギの仕分けをしていたそうです。その後、アゼルバイジャン人経営の市場で野菜や果物を販売して働いていました。モスクワでは、『二人目の夫』スグロブと知り合い、2年以上同棲したそうです。


「二人はモスクワで知り合ったものの、この男もサマルカンド出身でした。サマルカンドには妻がいたのですが、一緒に住むようになったのです。その後、娘はこの夫がロシア人女性と浮気し、モスクワにも女を作ったことを知りました。これは5年半ぐらい前のことです。それで二人は別れました。そのあと付き合った男性はいませんでした。ウズベキスタンにもいませんでした、いたとしたら私どもは知っていたはず。私たちはこういったことに関し厳しかったものですから。モスクワでも住み込みで働いていたのですから、他の男性と付き合うことは難しかったでしょう。ラフマチロはその当時モスクワの市場で働いており、娘はこの長男とは離れたところに住んでいたので会えたのはたったの3回だけでした。ラフマチロはモスクワから11月末に帰郷し、もう戻る予定はありません。この月曜の夜、ラフマチロは逮捕され、どこかに連行されてしまいました。私どもにはなぜ逮捕されたのか、どこに連行されたのか一切警察は話してくれません。」

トゥラエフ氏は、娘のボボクロヴァがモスクワで身障者の女児のベビーシッターとして雇われたと聞いて非常に驚いたと話しました。
「どうやってベビーシッターの仕事を見つけたものやら。どうやってこの家族のところで住み込みで働くことになったのやら。娘は一切口にしませんでした。これが娘にとって初めての家族でした。娘は『息子たちがいなくて寂しい』とよく話していました。ここにやって来た際は、家内と私に『あの子がいないと寂しい』 とこぼしていました。
うちは大家族で、私には6人の娘、19人の孫、1人のひ孫がいます。皆今回娘がしでかしたことで大変な思いなんですよ!
もし可能であれば、どうか娘を許してください、どうか私ども皆をお許しください。私の子供たちは皆泣いておりますし、家内は寝込んでいます。
私は、それに娘自身もこんなことを望んでいなかったのです。」

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水曜日に行われた法廷で、ボボクロヴァは女児を殺害した理由を「アラーの神が命令しただ」と供述。
父親はボボクロヴァが一度もモスクに行ったことはなく、ヒジャーブを着たためしもなく、またコーランも読んでいなかったと言います。

「アラーの神についてもこれまで一度も話したことはありません。一体アラーの神が何を娘に?一体娘がどんな声を聞いたのでしょう?
モスクワに行くにあたって娘に聞いたのです、体調はどうか、全て大丈夫なのか、モスクワに行ってうまくいくのか?と。 大丈夫、と答えました。あの子の気に触ることを言ったり、怒鳴らなければあの子も日頃は静かでした。

娘は治療を受けなければいけません。自分じゃ病院にはいきませんから。モスクワで治療をさせてもらえるでしょうか?
もしダメならこちらに送り返していただけば私どもで病院に連れて行きます。ここで治療をさせます。でなければあの子はダメになってしまう。

サマルカンドにあるウズベキスタン女性問題委員会支部では『ウズベキスタン政府は女性が出稼ぎに出ることは認めていない』としています。
「出稼ぎに行ってはだめです、子供を捨てるようなことはしないで、地元で仕事を斡旋しますからとみなさんに言うのですよ。でも結局出て行ってそのままロシアにとどまって働くことに。その後、地元に戻ってくる。私どもではみなさんに正気に戻るようにと努力します。大変なことになった例が2、3件これまでありました。申し上げるのも辛いような状況にあわれた方々です。」

「出稼ぎのダジキスタンやウズベキスタン女性が戻ってこられ、できてしまった子供を抹消しようと中絶し心身ともに疲弊してらっしゃるのを見るのには疲れました。」と話すのは人権擁護センター『移民と法律』のガヴハル・ジュラエヴァ氏。
こうした出稼ぎ女性らは何年も子供に会っておらず、家庭では子供への暴力が横行し、男性顔負けの状態になることもあるそうです。

ネット上ですでに今回の事件で殺害された女児の家族のために250万ルーブルの募金が集まっています。
家族の賃貸していたアパートも共有の廊下も全焼してしまいました。(ボボクロヴァが事件を隠すために放火)

「いまだに両親は娘を埋葬することを許されておらず、夫婦は極めて深刻な精神的打撃を受けており、何かで気を紛らわそうと、焼け落ちた所持品の灰を片付けている」と話すのは家族に近い友人。夫婦はメディアとは一切話をしていません。

「あの夫婦がこれ以上傷つかないようにと私たち友人らで頑張っています。既に『なんてひどい両親だ、精神分裂症にも気づかず、この女に金を渡していたなんて』と書いてきているんです。全く皮肉で無神経な言葉です。被害者のアラを探すなんて全く頭がおかしいですよ。」
と家族の友人は話します。

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2月29日、早朝にナロードナヤ・オポルチェニヤ通りのアパートで猟奇的殺人が起こりました。
犯人のボボクロヴァは、女児のナスチャちゃんの両親が長男と出勤するのを待って、寝ていたナスチャちゃんを殺し、アパートに放火。ナスチャちゃんの頭部を切断し、袋に入れて持ち出し、オクチャーブリスカヤ駅に出かけ、そこで自分が女児を殺害したことを一般に向けて叫びだしました。

ギュリチェフラ・ボボクロヴァは警察の取り調べに対し、事件に対する注目を最大限に集めるために顔を隠すつもりはないと答えています。
その後、ボボクロヴァは、自分の夫が新しい家族を持ったことを知った後に、女児の頭部を切断したことがわかっています。
ロシアの検察庁では、夫の46歳のマムール・ジラクロフ氏の居場所を捜査中。ジラクロフ氏がなんらかの影響を与えた可能性もあると見ています。





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最終更新日  March 8, 2016 12:26:52 AM


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