教えるときは怒らないで



       子供が小学一年の時に
       算数の計算を、頭では無く、
       手と足の指を使ってしているのを見て,
       思わず怒ってしまいました。

       あれだけ教えたのにまだ分からないの?

       と情けなくてつい感情が爆発しました。

       でも怒っても怒っても少しも覚えません。

       人間は怒られると萎縮しますが、
       自分が怒られたつらい経験のことは,
       子供の前では少しも思い出さないものですね。

       勉強でも何でも飛躍的に成長するのは、
       のびのび楽しんでいる時が一番です。

       脳神経細胞も怒られている時は、
       脳神経線維を萎縮させて伸ばすことが出来ません。

       ですからどんなに時間と労力を使って、
       勉強やお稽古事を教えても、
       怒っては大した成果は上がりません。

       むしろ勉強嫌いに追い込んでいる
       と思ったほうが良いでしょう。       

       勉強の習慣をつける迄は
       もっとやりたいと思う位短時間で
       切り上げること

       (決して怒らずに、 
       むしろどんな出来であろうとほめながら!)
       が大切です。

       集中力は少しずつ少しずつ育てていきましょう。
       これが子供を伸ばす”ゴールデンルール”です。

       大変基本的で、誰にでも分かっている筈なのですが、
       つい怒ってしまうのですよね!

       のんびりしてたら遅れてしまうと焦る事はありません。

       子供が伸びるには、
       それぞれの個性が有ると知ってください

       春早い時期に咲く花も有れば、
       冬になってもなかなか咲かない花もあります。

       でも必ず時期がくれば咲くのです。

       遅咲きの花に早く咲けと強いるのは、
       賢明なやり方ではありません。

       その子の咲く時期を
       信じて待ってあげられるのは、
       先生では無く、お母さんです

       お母さんの愛情が
       子供の個性を咲かせて上げられるのです。

子供の無限の可能性と、
才能を信じる事ができますか?


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