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2008.05.23

りんちーさん出産記録☆2008年5月20日　運命の日（３）　～仔犬編　第４章～バンコクから「国際だっくす同盟」家族通信　350

テーマ：国際だっくす同盟(448)

カテゴリ：「国際だっくす同盟」りんちーさん通信

タイ

だっくす　集まれ！

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バンコクから「国際だっくす同盟」家族通信　350
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　「国際だっくす同盟」
　the International Dachs Organization　略して、TIDO
　「国際だっくす同盟　メインページ」　をご参考！

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　これを機会に、「国際だっくす同盟」の輪（和、話）が広がりますように。

第４章

◇懐妊、再び（前篇）　/　（後篇）　◇かぼちゃ王子、卒業（前篇）/　（中篇）/ （後篇） ◇ チームワーク ◇ まらこーさんの大冒険　 ◇ かぬんさんの危機

◇りんちーさん出産記録☆ 2008年5月11日から13日まで ☆ 5月14日＆15日
☆ 5月16日　☆ 5月17日　☆ 5月20日　今 ☆ 5月18日　☆ 5月19日　☆5月20日　運命の日（１）（２）　

◇りんちーさん出産記録☆2008年5月20日　運命の日（３）　　～仔犬編　第４章～

そして、決戦の時へ。　

りんちーさん　2008.5.10

(2008年5月10日時点)

　夕刻早めに帰宅を心掛ける。
　自宅に着くと、りんちーさんとてんもーさんの出迎えを受ける。
　書斎にはちょんぷーさんがみよう見まねで作った「りんちーさんのエリア」がある。
　前回の出産の際に活用したＬ型のソファと段ボール整理はこでエリアを定め、
　そこをりんちーさんのお産の場とする案。
　それを見て、頑張って作ったちょんぷーさんに心から拍手をするも、
　狭い・・と思い、再度手を加える。
　ソファに向きを変え、座ったり横になりながらりんちいーさんの様子を見えるように、
　ケージをそばに備え、ひとまず入口は木柵を用意する。

　しかし、ここでちょんぷーさん、チョンボをする。
　午前中の行動で車に詰め込んでいた念のため用意した古新聞、タオル、出産時に使おうと思っていた
ビニール手袋など、降ろしておいて、と言っていたのに降ろしていない。
　う～
　そこで、乗り合いトラックに乗って買い出しにに行くこと。
　そう遠くまで行きたくない。
　空を見上げると、黒い雲が近寄ってくる。
　しかし、コンビニエンスストアを覗くも、目当ての品なし。
　しかたなく綿軍手を購入。この肌ざわりでよいだろうか。

　帰宅して、事前に買っていた段ボール整理箱をいくつかくみたてて、
　「りんちーさんの家」を作ることに。
　2つつなげれば、ひとまずよいか。
　と組みたてながら、切断したり、ビニールテープで付けたりする作業。
　こういう作業は苦にならない。プラモデル作りはすごく苦手だけど、
　この手なら小さい時もよく作ったものです。

　と、その時、雨が打ちつける音が聞こえる。
　書斎にはぼくとりんちーさん。
　このときには扇風機もつけていたので、その前で涼みながら
　ぼくの作業をりんちーさんは見ている。
　てんもーさんは男子禁制で、リビングの方からかなしげな声をたてている。
　盟友まらこーさんとかぬんさんがいない今、　さびしさを隠せない様子。
　ごめんね、てんもーさん、おとなになれ。
　もっとごめんは、まらこーさんとかぬんさん。
　早く引き取りに行きたい。

りん＆てん　2008.5.18

(2008年5月18日時点)

　と、ひとまず段ボール作業の終盤というところで、
　扇風機が止まった、照明が落ちた、周囲が暗闇に包まれた。
　停電だ。
　おいおい・・・
　「火曜日の決戦」を迎えようとしているのに、「決戦は嵐の火曜日」にタイトル変更になってしまった。
　吹きつける雨風、そして、暗闇。
　おや？りんちーさんはどこだ。
　暗闇で、へたに蹴っ飛ばしたらいけない。
　懐中電灯は？ろうそくは？
　リビングにいるおにいさんもごそごそやっている。

　確か、携帯電話の機能でライトがあったと思いだすも、
　あれ？どこをどうすれば機能ＯＫとしばし悩む。
　どうにか思い出し、ライトをつける。
　首を傾げ気味にこちらのあやしい行動をみているりんちーさんの目の光。
　まずは照明を確保しましょう、と、リビングに出る。
　おにいさんは台所でろうそくを探している。
　ならば、ここでしょうと、
　冷蔵庫の上に置いていた、簡易ろうそく、本来はアロマで使うつもりだったのを、
　下ろす。それにおにいさんはコンロで火をつける。
　ぼくはぼくで、太めのろうそくをゲット。
　書斎に戻り、用意していたマッチで火をつける。
　この間日本に行った際に名刺代わりに貰った食べ処のマッチが役になった。
　ろうそくのともしびの中、りんちーさんを「りんちーさんのエリア」に誘導。
　深夜に備えてここで睡眠をするべきと考えていたので
　缶ビールを2本、ぐいと飲み終わり、停電ということは真っ暗で寝るにはいい環境かと
　悟りながら家事になったら大変とろうそくのともしびは消す。
　暗闇の中で、雨音、雷のひかり、りんちーさんが新聞紙をがさごぞする音を聴きながら目をつむる。

　しばらくして、扇風機の音がし出す。
　停電から回復したらしい。
　ひとまず暗闇の中の出産劇はなくなったわい
　と胸を下ろすと、
　そんなタイミングで　19時ころ、りんちーさんがそわそらしだす。
　身重なりんちーさんには狭いであろうケージに入る。
　そこじゃ狭いだろう、と思いつつ、
　しばらくすると、自ら段ボールで作ったエリアにてごそごそしだす。
　以降段ボールで作ったスペース中心。
　う～む、あやしい。

　これは・・・・・

（続く・・・）