健全な男女共同参画を考える!

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デネー、イヌイットの固定的性別役割分担

デネー、イヌイットの固定的性別役割分担
以前に、ヘアーインディアンについて紹介した。教育図書家庭基礎(総合)では、ヘアーインディアンについて、家族の結びつきが薄い、固定的性別役割分担が弱いというように記されているが、一般的に、カナダ先住民族の人々には固定的性別役割分担が強く見受けられるというべきである。以下、「カナダ先住民の世界」(浅井晃著 彩流社)から紹介する。

デネーはカナダ西部亜北極圏に住む先住民族のグループである。アサパスカン語族のインディアンでチペワイヤン、ビーバー、ドグリブ、スレイヴィ、ヘアー、グイチン、ルーシューなどが含まれる。
デネーの伝統的社会の基本単位は「家族」で、家族がいくつか集まって「ローカルバンド」を作り、「ローカルバンド」がいくつか集まって「地域バンド」を構成する。しかし、最も重要視されるのは家族ないしローカルバンドであった。
家族内では、夫はもっぱら狩猟に従事し、妻は子育てと家事に専念し、生存のため一夫多妻婚であったという。
1950年代以降伝統的な生活は崩壊し定住生活に移行した。(以上P59~61から抜粋)

イヌイットの伝統的生活(北極圏カナダ)
彼らは衣食住のすべてが男性ハンターの狩猟に依存していた。食料も衣服も、光熱も住居も、移動手段も、武器もすべて動物から得なければならなかった。生き延びられるか否かは狩猟の腕次第だった。
衣服を整えるのは伝統的にすべて女の仕事で、失敗すると命にかかわるから念入りに作った。動物の皮をなめすところから始まるのである。
イヌイット生活を長く体験されたヘンリー・スチュアート氏は、彼らが一家そろって食事をすること、その際肉片を回し食べすることを講演会で説明している。
長い冬季は家族が家の中で過ごす時間が多く、子供を交えてゲームを楽しんだ。(以上P61~67から抜粋)


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