映画化が予定されている原作のコミック
作者の郷田マモラの絵はかなり特殊であり
心象風景を描いたシーンは不思議な印象を
覚える
主人公の新人刑務官とその事件性から
世間で注目された平成の復讐鬼と呼ばれた
死刑囚(主人公と同じ年)の二人を軸にした
物語。
宿命がテーマ 6巻目で涙が止まらなかった
果たして、このように純な若者が存在するのかなとも
思わせない迫力?がこの不思議な絵のタッチと
ストーリーにあるのですね
常に葛藤している登場人物たち(刑務官や死刑囚、彼らを支援する人たち)
に次第に深く感情移入してしまう
しつこいけれど、この絵のタイプでこんなに泣けるのは
作者の取材力からのリアリティなのでしょう
宿命を描ききった名作「砂の器」に似た感動を
味わったです。
新作の裁判員制度をテーマにした「サマヨイザクラ」も
読み応えがあって後編が待ち遠しい
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