弱視という障害


視覚障害でも全盲は多少は想像がつくのだろうが弱視というと
「見えてるから障害じゃない」「眼鏡かければ大丈夫じゃないの」
「私も視力は0.1以下だよ」と言われてしまう。
まあ私自身もムスメが産まれるまで弱視という障害については
そんな感想をもっていたので当然だと思う。

弱視とは簡単にいってしまうと
眼鏡等の矯正具を使っても視力が向上しない視覚障害なのだ。
私も裸眼では0.1以下しかないが視力矯正ができるので
弱視でない。
だから眼鏡をかけていても弱視者はそれほど
視力がでていない。かけないよりはかけたほうがいいというレベルなのだ。

幼児期は90%は視覚からの情報によって成長するらしい。
目から入る情報を模倣することから赤ん坊は様々なことを
学んでいる。
しかし先天的に弱視児のムスメは生まれつき
ずっとぼやけた世界で生きているので
模倣する能力に欠けている。
また「見える」「見えない」の二択だったら
「見える」のだが
「はっきり認識して見ている」か「見えていない」か
というレベルだと「認識して見えていない」のだ。

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