特別支援学校(養護学校)


「市の教育委員会の人に連絡しなさい!」と言われました。
重い腰を上げて連絡をとり面接したところ
最初に言われたのが「ムスメさんは養護学校のほうがいいかもしれないので
見学に行きましょう」
私としては弱視と発達障害児のムスメの就学先は盲学校か地元小と考えていたので
養護学校は全く考えてませんでした。
学区内には養護学校は二つあり一つは重度障害児校
もう一つは知的障害児校だったのですが
何故か薦められたのは重度障害児校。
そのうえこちらは私の家からはかなり遠いのに
知的障害児校は車で10分の距離でした。
まあ養護学校は送迎バスがあるので
距離はそほど問題ではないのですがそれでも疑問を持ちながら
養護学校に見学に行きました。

見学した養護学校は30年前に建てられたにも
かかわらず廊下も広くエレベーターも完備のバリアフリー。
開校当時は日本一の養護学校との誉高かったそうです。
古いにもかかわらず施設も充実していて
温水プールもあるしもちろん送迎バスも完備。
ムスメが通っていた盲学校に比べると
かなり充実していました。
このあたりが同じ障害児学校でも盲学校と養護学校の
違いです。
聞くところによると盲学校と養護学校では予算の配分が
かなり違うので明らかに金銭的な配慮は施設やら教員人数
も盲学校とは全然違ってました。

しかし正直ムスメが通うにはちょっとタイプが違うかな~と
思いました。
養護学校は「学習」ではなく「訓練」を学ぶ場所です。
だから時間割も国語や算数といった授業ではなく
「訓練」の科目がほとんどでした。
ムスメは訓練も必要ですが小学生では
それなりの「学習」をさせたいと思ってました。
もちろん養護でも知的障害がなく学習をするお子さんも
います。(肢体不自由とか病弱児)
しかしこの学校は重度障害児のみでした。
養護学校の校長先生にも「ムスメさんはこの学校には
合わないと思います」とはっきり言われてしまいました。
帰るときにも教育委員会の人に
「ここに来ることはないでしょうけどね」といわれました。


メリット 福祉予算が違うので設備も対応も金銭的には充実!
     もちろん完全送迎あり。

デメリット ムスメの障害とはタイプの違う学校

※ 小学校を見学した時は養護学校という名称でしたが
六年がたち中学校を見学した時は校名が特別支援学校になりました。
地域によっては校名が養護学校のところもありますが
校名変更に何かメリットがあるのでしょうか?

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