2004.12.13
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カテゴリ: 書評
今日は電車の中で読了しました。
原作は島田荘司で、吉敷もの御手洗ものが好きな僕としては、推理小説だと思って古本屋で購入しました。
ま、薄い本だったしカバーからしても御手洗ものじゃないので吉敷ものだと思ってたんですけど、結局どちらでもなく、推理小説じゃありませんでした。(笑)

島田氏が語る、例の死刑問題に関わってる小説でした。
面白くないとはいいませんけど、何やらと中途半端な印象は否めませんね。
なんといっても後味が悪いですよ。真実が解からないまま終るなんて。
その後味の悪さをそのまま死刑というもののばつの悪さにすり替えようとしているようで、手法としてフェアーじゃないと思いました。
そういえば、昨今の御手洗ものもミステリーの部分においてはフェアーじゃないですよね。(笑)
島田氏は、「占星術殺人事件」からのファンで、出る本は殆ど読んでたのですが、「アトポス」とか「水晶のピラミッド」あたりから怪しくなって、それ以降は読む意欲が失せてしまってます。

同じ分厚い本を読むのなら京極夏彦の方が面白いですし。

ここ最近、続けて御手洗ものが刊行されたようですが、今となってバカバカしくなった御手洗ものよりも、まだ社会派としてそれなりの常識の範疇に収められてる吉敷ものを出して欲しいですね。
そういいながらも「涙流れるままに」すら、まだ読む気になれずにいます。(笑)





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最終更新日  2004.12.14 00:20:20
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