2006.11.02
XML
テーマ: たわごと(27737)
カテゴリ: つぶやき
あまり書く気はなかったけれど、でもやっぱり書いちゃおうかな。

実際のところ携帯電話会社がどこだとか、値段がどうだとかなんてどうでもいいと思っているし、ネタとしてもベタですからね。

まぁここ一連の報道を見る限り、全てが想定された通りに進んでいるようです。
ソフトバンクモバイルが打ち出した値段設定も、実際のところ苦しんでいることも、そしてあちこちから出てくるソフトバンクモバイル叩きに至るまでも。w

メディアじゃあっち側と思われる提灯学者が、あんな広告を出して騙されるほど消費者は愚かじゃないなんてコメントしてました。それじゃソフトバンクモバイルを選択した者は宣伝に簡単に騙される愚か者のだと言ってるようなものじゃないですか。w
そんな言葉を世間に発したら、ユーザーが選びにくくなるって。いくらなんでも力学が働きすぎです。w

まぁそれはさておき、最初から負け戦を買って出て桶狭間の奇襲戦法で討って出るしか方法がなかったですから、よくわからんチャレンジだったわけですけどね。

あぁそうそう。僕は業界のことも経済のことも素人ですから何も知りませんよ。裏話しも情報も手に入りません。なんとなくそう思っていることを書いてるだけですので。


そもそも携帯電話の料金体系というのは設定根拠がよくわかりません。


まぁ僕が思うに、儲けるべき人が儲けるようになる仕組を守っているということじゃないでしょうか。

ドコモがNTTグループであることはアホでも知っていることです。それを統括するのがエヌ・ティ・ティ・ドコモ。資本金は九千億円超え。主要株主は日本電信電話株式会社の59%。

その日本電信電話株式会社はNTTグループの統括機関。主要株主は財務大臣の33%、自社保有12%、あとは複数の信託銀行が一桁台。それと個人投資家ですか。

公社でなくなったといっても純粋な民間企業でもないというのがわかります。半民半官というやつですか。個人投資家もだいたいどんな人が大口なのか想像できると思いますが。

NTTが電電公社だった頃の公務員年金、NTTになってからの企業年金と、なんだかんだ言ってもエリートは庶民に比べて優遇されておりますので、退職者にもお金が掛かってくるようです。一般的なインフラ業者とは向いているところがちょっと違いますか。

だいたい公社時代に莫大な税金を投入したインフラ設備までが、NTT所有になってしっまったことからしてようわかりません。それ使わざるをえない別通信会社は使用料を払うしかないわけですよ。そんな状況でフェアな競争が出来たのかどうか。それで儲けた金で携帯インフラの設備投資ができたのだから、頭が抜き出るのも当然ですわね。

しかし不思議ですね。負の財源は国民に平等にばら撒くくせに、儲け話しは特定のところに集中されますか。いや、不思議じゃないか。そういうもんか。w



で、ライバルのひとつのKDDI。まぁはっきりいって、ライバルなんかじゃなりませんね。これまでも本気で競争してNTTグループのシェアを侵蝕する気なんてなかったでしょう。競争してるように見せて似たような横並びの値段設定で共存しようとしてたんだから、それなりに儲かっていればナンバー2で大満足のところですわ。

特別良くもないけど悪くもないという無難なサービス展開にそれが見てとれます。
顧客満足度ナンバーワンと言われても、もともとが三社しかない携帯事業だからな。w

むしろどの部分が不満足だと答えられ、それをどのように解消したかを宣伝した方が説得力あるだろうに。それをしないということは、不満足なところは据置きのままということでしょう。ソフトバンクの\0が問題だといえば問題なのはわかるけど、auの言葉のレトリックも巧みだと思うのだけど。



DDIは京セラ主体で作られた長距離電話会社の第二電電のこと。その携帯部門にはDDIセルラーがありました。IDOはトヨタ自動車主体で作られた携帯電話会社の日本移動通信のことね。各社の携帯が統合されてauブランドで統一されたということです。

公社の流れの特殊会社と二大企業との強力三つ巴タッグです。怖い者無しです。でもNTTドコモに比べたら民間濃度は強いですから、NTT様の庭である電信畑を汚さぬように萌えていこうという気持ちが伝わってくるというものです。

それと逆の意味で考えると、トヨタと京セラという二大企業の匂いがきついからこそ、KDDIは不祥事が明るみになっても民放放送では鎮静化しやすいとも言えそうです。同じ個人情報漏洩でも、ヤフーBBのは覚えていてもKDDIのは忘れている人って多いのではないでしょうか。広告契約で喰ってる側と出してやってる側の違いが色濃く出たなと、当時は思いながら見ていたもんです。



そんなNTTとKDDIの馴れあいの中で、儲けるべき人だけが儲ける仕組で秩序が保たれていた世界で、日本通信業界の鬼子だった会社。いまだになぜ買ったのかよくわからないソフトバンクモバイル。

繋がりにくいと揶揄されていた日本ボーダフォン。そらそうだ。こんな不透明で健全でない市場に、これ以上インフラ設備で投資してするのはアホらしい。ボーダフォン本社はとっくに見切りつけてたと思うもの。



そして通信自由化と共に拡大路線へ。再整備のための資本強化の為に欧米の大手通信事業者と提携。外資本に頼っちゃったもんだから、ますます国内の同業社に比べ外界とは疎遠になったという感じ。国内で頼れるものはJRのみだ。そのJRからして運輸ならまだしも総務には顔が利かなさそう。よくわからんけど。

で、そうしてるうちに外資同士が株を売りあってボーダフォンがJRらの株保有数を上まわっちゃった。この時点でJRらはもう通信業に見切りをつけてたのかもしれないね。ボーダフォンがTBOをしたのは大歓迎だったのかもしれない。JRはそれに応じて資本関係が解消されたのと同時に、日本テレコムは日本的共存共栄の空気を読まない読めない会社、NTTやKDDIからしても共存共栄させてやるべき会社ではなくなったと写ったのかも。ほんとのところはようわからん。そうじゃないかと思っただけ。

それからボーダフォンは日本テレコム傘下だったJ-フォン株を直買い。もともとがこっちが目的だったから、いらなくなった一般回線の日本テレコムは外資ファンドに売却。それを今度はソフトバンクが買収。なんでこんなものを欲しかったのかも謎だ。こういう出物に飛びつくのはダイエーの中内さんもそうだったと聞いたことがある。価格破壊を経営路線にしているところも似ているし、なんでホークスのオーナーになる人はこんな人ばかりなんだろう。w

日本テレコムはソフトバンクテレコムになり、インボイスと提携などもして法人向けサービスに特化しようとしたようだけど、経営の具合はどうなてるんだろうね。日本テレコム時代はマイラインの時に個人向けCMを見掛けたけれど、今はとんと音沙汰なしじゃない? 活動が個人にまで届かなくなった感じ。もう個人顧客を増やす気力はないということかな?

一般回線ですらそうなのに、もっと投資が必要な携帯会社をなぜ買ったんだろうね。役人との関係が濃いほど美味しくなるような市場に見えるんだけど、最も民な会社にどれほどの競争力があるというのだろうなぁ。

資本力は銀行や市場から引っ張ることしかないなら限界があるし、よりサービスの充実にやっきになったところで組織力で反キャンペーンはられたら終わるよね。いろんな力学が働いて当り前の計算結果が出ないのが日本市場の特色なのだし。

ただ孫さんの目的が、事業で勝つことよりもまともな競争原理に引っ張り込むことのみならば達成できると思いますが。ヤフーBBも勝てなかったけれど、低価格化には貢献できたと思うからね。しかしそんなのは特攻で相手戦艦に突っ込んで焦げ後を残ぐらいにしかならないのと違いますか。w



で、負けを前提にして言うのもなんですが、その時点での第二のシナリオはどのように進んでいくのでしょうか。

買収したソフトバンクモバイル本体を担保にしての借金を、どうのように調整するのかが気になるところです。
これまでソフトバンクが失敗した事業は、売却すればそれで良かったわけですが、ソフトバンクモバイルは売れますかね?w

新規参入で負け戦にチャレンジする好事家が孫さん以外にも居るでしょうか。かつてソフトバンクと一緒に帯域を取得したイーアクセスやアイピーモバイルが欲しがったりするでしょうか。両社ともNTTとは提携はしても争う気は無さそうに見えますが。

ナンバー2のauがシェア拡大のために買って吸収合併するなんて想像し難いですよ。ナンバー1のドコモならなおさらでしょう。両社ともそんな金は自社の設備に投資した方が手っ取り早いですから。

べつに無理して売り先を見付けなくても、担保になっているソフトバンクモバイル自体を銀行に持っていかれて終わりですか?

じゃぁその持っていかれたソフトバンクモバイルは、貸し付けてる銀行が人を送って運営してくのでしょうか? とくに旨味があるわけでもなく、やりたくもない事業を引き継ぐ? はて、どうやって財務整理するつもりなんでしょう?

結局、お上が出てきて仲裁役となり、ユーザー保護の名目でauかドコモに統合されたりする? 事業はそれでいいだろうけど、貸し付けた銀行のお金はどうなるのでしょう?w

いくら担保を抑えていても、それが現金化できなきゃ銀行は困るでしょう。政府ぐるみで処理先を思案することになるのでしょうか。銀行が査定した上で1.2兆円の資産価値の会社のはずですから、そのまま潰すわけにはいきません。もしやまたもや産業再生機構の出番でしょうか? なんでホークスのオーナーになる会社はこうなのでしょう?w

今回の場合は本社に影響が出ない組閣にしておいたので、ソフトバンクモバイルのその後が人任せでも本社は大丈夫なのでしょうが、その時のホークスへの世間の風当たりが心配ですね。w

そして本当にソフトバンクモバイルが産業再生機構の御世話になるとしたら、実質国による携帯電話事業運営となるわけで、NTTドコモの立場はどうなるんでしょう。w

とりあえず反感の多いソフトバンク色を消す意味でも、今のうちに外部からソフトバンクモバイルの新社長を招聘しておいたほうがいいのではないでしょうか。いっそNTTグループだった人の中から探すとか。w

天下りをバンバン受け入れて役人とのパイプを太くしておきます?
ソフトバンクモバイルの株を政治家にも持っておいてもらいます?

で、ユーザーの人達も、ソフトバンクモバイルが傾くのを面白がって見るのではなく、ドコモやauの背後で楽して儲けてる人を一人でも減らすため、最終的に我が身に降り掛かるかもしれないあっちの問題も含めて、ソフトバンクモバイルがせめて生きていけるだけのシェアを与えてやって欲しいと思います。

え? 僕の携帯ですか? 今は持っていませんけどね。w
それより公衆電話が消えていくのが寂しいです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.11.02 16:51:29
コメント(0) | コメントを書く
[つぶやき] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: