マルガリータの日記

マルガリータの日記

2010年12月29日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
今年も残すところ、あと2日。

ふと思い立っては外の空気を吸いに出たり。
年賀状もまだ書いていないのに、なぜか焦らない私。
マイペースにもほどがあると言われそうですね。

"人生の四季"とは、よく耳にする言葉ですが、
1年は人の一生に似ているなあと私は思います。
人の一生を、その長い短いにかかわらず、
ギュッと凝縮して1年に置き換えられそうに。


ゆっくりゆっくりと時が流れます。

春が近づくにつれて、
木々や草花が少しずつ芽を出しながら
外の寒さや温かさを知るように、
人もまた、世の中の厳しさや温かさ、
楽しいことや辛いことを少しずつ経験しながら
成長してゆくのです。

夏はさんさんと降り注ぐまぶしい太陽のように、
人の人生の最も力強く輝いている時かもしれません。
エネルギッシュで、まるで怖いものは何もないかのように、
前を向いてひたすら走り続けます。


秋には空が蒼く高く澄み渡るように、
また、木々の葉が赤や黄金色に姿を変えて
しっとりとした美しさを醸し出すように、
人もまた、人生の様々な経験を経て
時にはそれまでの自分を振り返り、

様々な想いを辿りながら、
意のままになることなど滅多にないのだということを悟り、
だからこそ、人としての厚みが一層増し、
自分のためだけでなく誰かのために生きたいと望むようにもなり、
本当の意味で優しさの備わった最も魅力的な時期を過ごすのでしょう。

冬。12月の声を聞くと、もう今年も終わりか、早かったなあ・・などと
街じゅうがせわしくなります。
やり残したことはないか、年が暮れてしまう前にこれだけはやっておきたい、
そんなことが山積みとなって人々は走り回るのです。
人は死期が近づくと、もしかするとそんなふうに
やり残したことはないか、
生きているうちにこれだけはやっておきたい、
などと思うものかもしれません。
それでもいよいよ大晦日という段になると、
もうこんなものでいいか・・と諦めにも似たような気持ちになります。
冬には木々がその葉をすっかり落として、
新たに生まれてくる命のための栄養素となるように、
人もおそらく、後に続く新しい命に想いを託すのでしょう。
"生きた"ことではなく"生かされた"ことに感謝しながら。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年12月29日 19時40分44秒
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Margareta

Margareta

カレンダー

お気に入りブログ

北の国から みのる4460さん

地球愛育所 ルナルナZさん
心も身体もリフレッ… バウ1249さん
KANTUBAKI KANTUBAKIさん

コメント新着

noraneko@ ブログを閉じました 本当は挨拶をしてからと思っていましたが…
Margareta @ Re[1]:クリスマス・イルミネーション(12/22) KANTUBAKIさん >明けましておめでとうご…
KANTUBAKI @ Re:クリスマス・イルミネーション(12/22) 明けましておめでとうございます。 今年…
Margareta @ Re:自然の光(12/22) noraneko77さん >見せるイルミは綺麗だ…
Margareta @ Re[1]:クリスマス・イルミネーション(12/22) takayaさん >>クリスマス・イルミネー…

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: