マルガリータの日記

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2011年04月16日

一編の詩が心を救う

(4)

カテゴリ：カテゴリ未分類

こんな詩がある。

一杯のジュース

生まれつきの小児麻痺の子どもを
初めて飛行機に乗せた

生涯寝たきりだった子ども
仙台発大阪行き日航８１２便

６７歳の私は
妻と二人で東北旅行を終えて
帰路につく機中の人

小児麻痺の子どもは
昨年４０歳でなくなって
だから、写真が飛行機に乗った

生涯寝たきりだった子ども
初めての飛行機旅行

あっ、富士山！
霊峰富士が雲海から頭を出していた

４０年の生涯を寝たきりで過ごし
この美しい富士のお山を見ることもかなわず
昨年、遠くへ旅立ったわが子

さぁ、見てごらん　富士山がきれいだよ
写真を窓際に置いた

客室乗務員の女性が
飲み物を配っていた

私の席のところへ来ると
「お写真の方にもどうぞ」と
一杯のジュースが差し出された

一杯のジュース
「お写真の方にもどうぞ」

美しい富士山と
わが子よ
４０年の生涯を寝たきりで過ごした
お前のための・・・

短い生涯を一生懸命に生き抜いた一つの命。
年老いた夫婦のわが子への永遠の愛。
そして、
一人の客室乗務員の真の優しさに心を打たれる。

こんな女性に私もなりたい・・。

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最終更新日 2011年04月16日 16時38分31秒
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■コメント

ジンと来ます

noraneko77 さん

亡くなられたお子様は優しいご両親に見守られて幸せだったと思います。
それに、客室乗務員に方は凄いですね。根っからお客様のことを思っているから出来る事だと思います。

障害を持っている方々が経験できない事を普通に経験していますが、もう少し普通って何かを考えないといけないと思いました
(2011年04月16日 19時57分59秒)

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Re:一編の詩が心を救う(04/16)

takaya さん

なかなかいないけど、感じのいい大人の人っていますね。そう言う人の周りにいる人は、とても心が救われますね。 (2011年04月17日 01時08分36秒)

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Re:ジンと来ます(04/16)

Margareta さん

noraneko77さん
＞亡くなられたお子様は優しいご両親に見守られて幸せだったと思います。
＞それに、客室乗務員に方は凄いですね。根っからお客様のことを思っているから出来る事だと思います。
＞
＞障害を持っている方々が経験できない事を普通に経験していますが、もう少し普通って何かを考えないといけないと思いました
-----
本当にこの詩からいろいろなことを感じました。
普通であることは当たり前ではなく、奇跡なのですよね。
こうして生かされていることに感謝しなくちゃ・・。
(2011年04月17日 18時45分07秒)

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Re[1]:一編の詩が心を救う(04/16)

Margareta さん

takayaさん
＞なかなかいないけど、感じのいい大人の人っていますね。そう言う人の周りにいる人は、とても心が救われますね。
-----
本当に素敵な客室乗務員さんだと思います。
思わず涙が出ました。
(2011年04月17日 18時48分48秒)

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