古代のロマンをたずねて part.3

古代のロマンをたずねて part.3

御崎神社(おんさきじんじゃ)




ここは窪屋郡(くぼやぐん)の郡家(こおりや)の跡です。
大化の改新(西暦645年)に吉備の国窪屋郡の郡屋(郡役所)のあった所でもあります。

道をへだてたすぐ東は 地つづきに津坂駅(つざかえき)の跡があり南の松並木の道は馬場といって東は京から西の九州大宰府に至る当時日本で唯一の大路中国街道だったそうです。


御嵜神社



本殿です。



本殿


黒日売(くろひめ)は窪屋郡司の娘でした。


仁徳天皇の代(約千数百年前)皇室から各国司にみえよき娘を召された時宮中の御用に 上った吉備国からは窪屋郡司の娘が上がりました。
皇室では黒日売の名を呼ばれて奉仕したそうです。


帰国の後に天皇が姫の後を慕うて山方(山手)の郡屋へ行幸されて福山の春風野に 若菜を共に楽しく摘ませられてお歌を賜られました。
天皇の御還幸になる時姫から切々たる別れを惜んで歌をたてまつったそうです。


仁徳天皇と黒日売を祀ってある須賀神社です。




須賀神社




やはり、当時吉備は大王に影響力を持つほどの大きな勢力だったということが分かりますね。


さて、次は吉備で最後の目的地、備中総社へ行くことにしました。

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