NACHIKO HOME

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姉妹のプロフ




在胎中、おでこから後頭部までが長い「長頭」と診断を受ける。
院長に、長頭の子は西洋人に多く、学問の神様、菅原道真もこの骨格だった、
従って彫りが深くて頭の良い子が多いと聞き、一気につわりが吹き飛ぶ。
41週目にて胎児仮死状態に陥り、夜中11時に緊急帝王切開で生まれる。
鏡餅のように真っ白でシワが無く、新生児のイメージが崩れる。
ついでに院長はうそつきだと知る。
頭髪に至っては、その位置もわからないほど控えめな
ものだった。

産後すぐからまとめて眠り、ミルクもよく飲み、「一体育児のどこが
大変なのか?!」と本気で思うくらい楽な時期を過ごす。
体重、身長、ともに成長曲線の95%タイルを突き進む巨大ベビー。

寝返りをした4ヶ月頃から育児の大変さを思い知る。
8ヶ月で初の言葉「マンマ」を覚え、10ヶ月で初歩き。
糸の切れたタコというより、F-1エンジン搭載のタコ。
力はないがスピードは誰にも負けない、売られた喧嘩は定価で
お買い上げする買い物上手な子に成長。
相変わらず頭髪はとても控えめなもので、この頃、その年で
一番腹巻が似合う人に贈られる
「ベスト腹巻ニスト」を強敵バカボンのパパ、花木京を抑え、連続二年受賞。
言葉も早く、初めて覚えた歌は「ちょうちょ」でも「ぞうさん」
でもなく、当時CMで流れていた矢沢永吉であることも
付け加えておく。

1歳半のころに引越し。2階の真新しい子供部屋の3面にわたり
「バスを待つキノコ達」という巨大壁画を完成。
3歳9ヶ月にて三年保育で幼稚園入園。4歳2ヶ月の時、子分が
誕生。
以後、今に至る。

***アン***

とんでもなく濃い姉が4歳になって何とか人間並みになってきた頃、
その存在が許され、天より舞い降りる。
今回は予定帝王切開のため、その存在が発覚した日に誕生日も
同時に決められる。

在胎中は足が標準より2週短く、頭が1週デカイと診断され、
笑いのネタにされる。足が短い事を覆すよう、激しい胎動にてアピール。
宿主が「妊娠も二回目だし楽よん♪」と、あまりにも軽く考えているため、
その怒りをツワリにて伝える。

最初の計画通り、37週の水曜日(水曜は手術の日)の2時に生まれる。
性別より顔立ちより、髪が濃くてその上天然パーマで
生まれてきた事を周囲にビックリされる。
(その様子はホームビデオにて確認済み)

在胎中に賭けにならなかった賭け
「お腹の子の髪の毛予想」の内訳
(本当なら万馬券)
8いいい

ありがたくもらえる母乳は殆ど戻さず、小粒なりにすくすく成長していたのだが
3~4ヶ月検診の頃、「両手を胸の前でモジモジと組み合わせますか?」
のテストに引っかかり、人生で始めての追試を受ける。
(これは実力ではなく、単に手が短いせいだとのちに判明)

6ヶ月で寝返り、1歳で初歩きと姉に比べて大きく遅れをとりながら成長。
当然イタズラも殆ど無いまま1歳の誕生日を迎える。
存在感の薄さを「大喰い」で克服。
仲間内で最年少メンバーとして活躍。
鬼ごっこでも決して鬼にならず、虫歯を心配され、お菓子を
食べてもらうほど、その可愛がられ様は深いものである。
「ままごと」では、常に赤ちゃん役。その自然な演技には定評がある。

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