櫻と蝣深の仲良し姉妹部屋

櫻と蝣深の仲良し姉妹部屋

開放された依存


吐く場所すらも失い
私はもう「無」です。

貴方が幸せで在る様に・・・
貴方が嫌う雨が降りません様に・・・
貴方を襲う孤独が此の世から消えます様に・・・

そう祈り願い続けた毎日

愛してた
寂しかった
苦しかった
逢いたかった
声が聴きたかった

息が出来ない程強く抱き締めてくれた事
本当に嬉しかった。

でももう昔話。
何時か笑って逢えるのかな?
私はそんな風には思えない。

貴方の存在は私が思ってる以上に大切な存在だった。
離れた今、強くそう思う。

あれから数ヶ月が経ち
賑やかな街で居る筈の無い貴方と再会して
想いは確信へと変わった。

今はもう・・・
私は貴方を愛して居ない。
貴方も同じ。
言わなくても解るの。
お互い違う人を見てた。

今度逢った時には笑顔で話せる気がする。

さよなら。

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