アドラー心理学

アドラー心理学



私はアドラー心理学が好きで、アドレリアンとして生きていきたいな~と思っています。(まだまだ修行が足りないのですが(^^;)
興味を持ってくださった方がいたら、以下の本がおすすめです。




アドラー心理学トーキングセミナー
性格はいつでも変えられる

著者: 野田俊作
出版社:アニマ2001/星雲社
2,310円

野田俊作先生は、日本のアドラー心理学の創始者です。
ふと本屋さんで手に取ったこの本を読んで、生き方がだいぶ変わってしまいました。
今まで、「こうでなければならない」と思いこんで、自分で自分の首を絞めたり、「私は○○だからこれはできない」とか「頭ではわかっているんだけど、難しくてできない」とかって自分で自分をだましたりして生きていたんですね~(^^;)

「何が与えられているかが問題ではなくて、与えられたものをどう使うかが問題なのだ」(アドラー)

私は欠点だらけだし、特に優れたところもないけど、それでも自分が持っているものを、回りの人たちのために役立てていきたいと思っています。
会話形式になっていて、とても読みやすいです。


続アドラー心理学トーキングセミナー
勇気づけの家族コミュニケーション

著者: 野田俊作
出版社:アニマ2001/星雲社
2,100円

家族などの人間関係、特に親子関係について、目からウロコの考え方でしたが、やってみると、相手との関係もよくなり、自分もまた気持ちよく暮らしていくことができるようになります。
「子どものためを思って」「正しいことをするのが当然」なんて、よかれと思ってしていたことが、いかに相手も自分も苦しめ、返って悪い結果にしていたことか…。
夫婦関係、親子関係をよくしたい方におすすめ(^^)


アドラー心理学入門
よりよい人間関係のために

著者: 岸見一郎
出版社:ベストセラーズ
680円

楽天日記も書いていらっしゃる岸見一郎先生が、アドラー心理学の歴史や基礎理論も含めて、わかりやすく解説してくださっています。先生自身の子育て経験もまじえた育児と教育の章も具体的で、子育て中の人にはとても参考になると思います。

「全世界とか全人類というものはなくて、目の前にいるこの人しかないのです。この人との関係を離れて、全人類という抽象的な概念を考えることは意味がありません。全人類のために何かをするというのではなくて、あるいは全人類を何とかしようというのではなくて、今日ここでこうして接しているこの人との関係を少しでも変えようと努めることが、ひいては全人類を変えることにつながる、と考えてみたいのです。」(P.179)

社会が、世の中が、教育制度が、と考えると無力感に陥るけど、目の前の人との関係を大切にすること、自分にできることをすることで、世の中も変わっていく、と思うと、元気が出てきます。


不幸の心理 幸福の哲学
人はなぜ苦悩するのか

著者: 岸見一郎
出版社:唯学書房/アジール・プロダクシ
1,890円

岸見先生はギリシャ哲学の専門家でいらっしゃるので、アドラー心理学だけでなくギリシャ哲学、他にもあらゆる豊富な知識で書かれた「幸福」論。 具体的な内容も多く、岸見先生の温かい人柄が伝わってくる本です。内容が濃くて、一生手元においてじっくりじっくり味わいたいと思っています。



本もいいですが、やっぱりアドラー心理学は実践してこそ価値あるものです。
もし興味を持ったら、アドラーギルド(大阪)、東京アドラーギルド(東京)の講座を受けたり、各地に学習会もあるので、ぜひ参加してみることをおすすめします。
実践しているつもりでも、一人だけでやってると、つい自分のいいように解釈して「人を支配する」方法に使ってしまったり、人に押しつけてしまったりするので、一緒に実践する仲間を作ることも大切だと思います。

蛇足ですが、ちまたに「アドラー博士の○○」なんていう本がたくさん出ていますが、あれは子どもを操作する目的で書かれているので、ほんとのアドラー心理学とは別物と思っています。

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