2011/01/15
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朝から、鳴った携帯電話にイヤ～な予感的中。。
スタッフが足りずに訪問入浴部門へいけと・・・
今年に入って、突然退職してしまったＣＡの代わりに
副所長が乗車していたのですが
もう１台のほうのＣＡも今朝、具合が悪くなり
欠勤になったので
私が緊急移動応援ＣＡとなってしまった。
朝の突然というのは、頭の切り替わりもなかなかできなくって
ちょびっとパニックを起こしていました。
私にできるんだろうか・・・？
１０か月くらいは、入浴専門部門から離れている。
そんな、プレッシャーとか、鬼ナースの顔が浮かび、
とってもブルーな出勤となりました。
また、車も、浴槽が重いタイプやら、いろいろなんですが
今日の私が乗るのは、重いタイプ。（＋＿＋；
浴槽が、２つに割れるタイプで、新しいのに変わったこともあり
重いのです。
そんなこんなで、気持ちがどきどきしても時間はきます。
のようなナースのＫさんだったのでよかった。
そして、ＯＰは、別の営業所で所長をしてたＴさん・・・
一度もご一緒したことがないので、お互いの性格や動きのタイミング
がわからないので不安でした。
さあ、障害物競争の始まり だよ。
『ママ？風邪ひいたみたいなんだけど。』
という。。。
えーーー（＠＠）！こんな時にですか！？
と思った。
『あたたかくして、寝ていてね』
とだけ言って、あとで電話することにして
仕事が回り始めていた。。。
あの頃の手順を思い出しながら、、、、
やはり、同じ訪問介護と言っても、介護レベルが違うと
こんなに世界が変わってしまう。
つまり、
『じょく瘡』『胃ろう』『バルーン』『呼吸器』『バイタル』『脱臼』
という業界単語・・がとっても身近になる。
いつものヘルパーでは、あまり使わない言葉。
そうだ、そうだ、あのころは、これが日常だった。。。
◎じょく瘡がすすみ、背中から骨が飛び出している人
◎人工肛門の袋を装着したまま、入浴する人
◎尿道から、管を入れていてその袋（バルーン）を触ると怒る人
◎とにかくシャンプーに終わりのサインがでなくてＣＡ殺しと言われる人
◎入浴後の、湿布貼りが、１ｍｍでもずれた位置にあると鏡で
チェックして貼り直しさせ、その湿布が５０枚くらい貼らなければ
いけないので時間が倍かかる人
◎認知症で、搬送時に殴りかかってきたり噛みついてくる人
◎腹水がたまり、ぱんぱんになって今にもはじけそうなお腹でも
入浴がいちばん、だと言う人
◎足が腐っていて、真っ黒でひどい状態なのに介護者さんが気にしない人
◎全身がむくみで水ぶくれ、浴後に包帯を巻くのに時間がかかる人
◎腐敗臭がして、ほとんど生きていると思えないような反応の無い人
◎人工呼吸器をいったん外して、手早く洗髪しなければならない人
◎浴槽内に、介護者さんが一升瓶のお酒を全部入れてしまいお酒風呂に
入る人。
◎浴中に、必ずと言っていいほど便がでてお湯が泥水のようになってしまう人
◎背中を洗う時には、全力でこすらないと怒鳴りつける人
◎じょく瘡に薬を塗ると、『人殺し！』と何度も怒鳴る人
いろいろな介護現場の、いろいろな人をみてきた。。。
あのころの、百戦錬磨・・・（－－）遠い目・・・
いや、訪問入浴では、これが日常の現場。
ナースのバイタルチェックなどを手伝いながら、いろんな思いが
巡るのでした。
半年以上 会っていなかったのに私を覚えててくれてた
利用者さんも居た。
『ひさしぶりだけど、病気でもしとったんか？』って
逆に聞かれたけどね。（＾＾；；；
ベテランＯＰさんだったこともあり、フォローしてもらえて
なんとか、午後の全件が終了。
障害物競争、すごいスピードで過ぎていきました。
夕方、帰宅して子供を病院へ連れて行こうとしたのですが
だいぶ寝たようす。熱が下がっていました。
子供って、親が忙しいときに限って熱をだすものだ、って
誰かが言ってたよ。（＾＾；；；
おそるべし、疲れた日！！
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